佐伯市の「佐伯アイゴウィーク」で素晴らしい海の幸を楽しむ
2025年11月5日から16日までの間、佐伯市の25店舗の飲食店が協力して開催される「佐伯アイゴウィーク」。このイベントでは、地元でしばしば食材としての利用が少なかったアイゴをフライにした新料理“アイボー”が登場します。これは、海藻を主食とする植食性魚類であるアイゴを使い、磯焼けの原因となるその存在と海洋環境の問題を広めることも目的としています。
アイゴとは何か?
アイゴは海藻を食べる魚で、特にその独特な風味が美味しい魚ですが、ヒレに毒を持っており、適切な調理が施されないとその魚独特の臭みが強くなります。そのため、佐伯地域ではあまり消費されてきませんでした。しかし、今回のプロジェクトでアイゴをフライ調理して提供することで、これまでのイメージを覆し、新たな食材としての地位を確立することを狙っています。
アイボーの魅力
アイボーは、アイゴをひと口大に形を整え、揚げたフライです。その見た目が棒状に似ていることから、この名前が付きました。アイボーは老若男女が楽しめる料理として、家庭での日常的なメニューに加わることを目指しています。ご飯やビール、ハイボールなど、様々な食事のシーンにピッタリマッチします。これを手に取ったときに、あなたもアイボーの美味しさを実感できます。
地元参加店舗の紹介
今回の「佐伯アイゴウィーク」には、以下のように多くの地元飲食店が参加しています:
- - E-side kitchen
- - いたごち食堂
- - 亀八寿司・亀八かふぇ
- - 讃岐うどん きつねとたぬき
- - cafe KIISA
これらの店舗でアイボーを提供し、多くの方々にアイゴの存在や海の環境について知ってもらう良い機会になるでしょう。
環境意識の向上を目指す
本イベントは、一般社団法人KIISAが中心となり、日本財団「海と日本プロジェクト」の理念のもと開催されます。このプロジェクトは、海に囲まれた日本という国において、様々な形で海の重要性を再認識し、次世代にその大切さを伝えるアクションを強化することを目的としています。
気になる方は、ぜひこの機会にアイボーを試して、海の恵みを堪能してください。家族や友人にもこのことを伝え、海についての意識を広めるきっかけとなれば幸いです。
公式情報
「佐伯アイゴウィーク」の詳細については、公式サイトやSNSでチェックできます。このイベントを通して、佐伯市の豊かな海を感じ、皆で楽しいひとときを過ごしましょう。
団体概要
一般社団法人KIISAは、地域と学生、そして大人との緩やかな繋がりを創出し、持続可能な地域作りを目指しています。このような取り組みが進むことで、佐伯市の自然環境が次世代へと引き継がれていくでしょう。
海を愛する皆様、ぜひ「佐伯アイゴウィーク」にご参加ください!