愛知発!Re-SがアマノHD社とコラボした防災バッグの魅力
愛知県に本社を置く豊田合成株式会社のオリジナルブランド「Re-S」は、地元のドラッグストア運営会社であるアマノホールディングス株式会社とコラボレーションし、新しい防災バッグを開発しました。これはアマノHD社の創立125周年を記念したもので、9月1日の「防災の日」に合わせて、同社全従業員に配布されました。
エアバッグ生地をアップサイクル
「Re-S」は、エシカルな製品理念をもとに、再利用が難しい自動車用エアバッグの生地やハンドルの革端材を使い、生活用品として生まれ変わらせるブランドです。こういった素材をアップサイクルすることで、無駄を減らし環境への負荷を軽減する活動が評価されています。
防災バッグには、エアバッグの起爆に耐える強度が求められ、この特性を持つエアバッグ生地を使用しました。また、アマノHD社の反射ロゴをプリントすることで、避難時の視認性を向上させています。さらに、関係会社である芦森工業から提供されたナイロンコードの端材を紐の部分に、シートベルトの端材をループ部分に採用したことで、機能性と資源活用を両立させています。
福祉の現場との連携
このプロジェクトでは、豊田合成のグループ会社である「TGウェルフェア」や、愛媛県の就労継続支援B型事業所「ゆいまーる」、大阪市の縫製業者「オーエム企画」など障がい者支援に取り組む施設と連携し、製作が行われました。これにより、製品を通じて社会的な意義も持つものとなっています。
コラボレーションの力
「Re-S」はこれまでにも、アパレルブランドや飲食業界、エンタメなど幅広い分野とのコラボレーションを実現してきました。例えば、竜泉寺の湯とのコラボで生まれたサウナハットや、ボルダリングジムKNOTとのエアバッグポーチなど、地域の企業とも積極的に連携しています。
2025年2月には、アマノHD社の美容部員向けに新たな「メイクポーチ」を共同制作することも決まっています。このように「Re-S」は、両社の協力によって、商品の幅を広げつつ環境意識の向上に寄与しています。
まとめ
『Re-S』は、持続可能な社会の実現に向けた価値創造を重視し続けています。このようなブランドの取り組みが今後も進展し、地域社会と企業が連携していくことが期待されます。持続可能な開発目標(SDGs)の達成へ向けた道のりは、こうした小さな積み重ねから始まるのです。
詳細の確認や商品の購入は、
Re-Sのオンラインショップからできます。また、愛知県名古屋市の実店舗でも実物を手に取ることができます。これからも多彩なコラボレーションに注目です!