日本赤十字社がミャンマー地震の救援活動を報告
2025年3月28日に発生したミャンマー地震から3か月。日本赤十字社は、6月30日にその救援活動の報告会を開催することを発表しました。この報告会では、災害に対するさまざまな支援活動の成果や、受益者の声が紹介されます。
報告会の概要
本報告会はオンライン形式で行われ、一般の方と報道機関向けの2部制となっています。第1部では、ミャンマーの地震からの救援活動の様子を、日赤の医師や看護師といったERUチームメンバーが報告します。ここでは、活動への支援金の利用状況や、現地スタッフとの協力による成果が示される予定です。また、質疑応答の時間も設けられています。
第2部では、報道機関向けに6月下旬までの支援ニーズの実態や、現地で見えてきた活動の課題に関する報告が行われる予定です。特に、ミャンマー特有の複雑な人道環境についても深く掘り下げられるでしょう。
活動の成果
日本赤十字社では、ミャンマー地震に関連して、個人および法人から4億円を超える救援金が集まりました。これにより、医療資機材や資金提供、巡回診療の支援が実施されました。現地のミャンマー赤十字社と協力し、3か月間にわたる活動が行われたとのことです。
報告会の詳細
- - 日時: 2025年6月30日(月)14:00~15:30
- - 形式: オンライン
- - 配信会場: 日本赤十字社 本社(東京都港区)
登壇者の紹介
報告会には、日赤ERUチームのメンバーが登壇し、さまざまな経験を基に報告します。チームリーダーの苫米地則子氏は、ミャンマー赤十字社との調整やアセスメントを行ってきた経験を共有します。また、その他のメンバーもそれぞれの役割に応じた体験を語ります。
申し込み方法
報告会に参加希望の方は、提供されたURLから登録を行う必要があります。報道機関に対しては、対面取材またはオンライン取材の選択肢が設けられており、質疑の機会も用意されています。
この報告会は、日本赤十字社の活動を理解し、さらなる支援への道を拓く良い機会です。アクションを起こすための重要な一歩となることでしょう。
日赤のミャンマー地震対応
赤十字社は、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)および赤十字国際委員会(ICRC)向けに、総額約4000万円の資金支援と、5900万円相当の物資支援を行っています。
引き続き、支援の詳細や中長期的な計画に関する更新も、大いに期待されます。日本赤十字社の取り組みが、ミャンマーでの復興に向けた重要な貢献となることを願っています。