三共空調が挑む、サステナブルな未来への一歩
大阪府四條畷市に本社を置く三共空調株式会社が、不要となった作業服の再利用を通じてカンボジアとラオスへの支援を行っています。この取り組みは、社名入りの作業服を廃棄する際の手間やコストの問題から、社員の中島加奈絵が提案したことから始まりました。
不要な作業服の新たな活用方法
作業服のリニューアルに伴い、三共空調は不要になった作業服を無駄にすることなく、企業向けのサステナブルパッケージである「古着deワクチン 作業服版まごころプロジェクト」に参加しました。このプロジェクトは、使わなくなった作業服をカンボジア政府環境省との協定に基づいて以下のように有効活用します:
- - 森林保護に従事するレンジャーへの寄付
- - 職業訓練校での制服・作業服としての利用
- - 障がい者スタッフの自立支援と雇用創出
さらに、作業服1袋あたり5人分のポリオワクチンがラオスに寄付される仕組みもあります。三共空調は、専用回収袋4袋分を送付し、20人分のポリオワクチンがラオスの子どもたちに届けられる計画です。
社員の想いが生み出す循環型社会
このプロジェクトの背景には、社員の声から芽生えたアイディアがありました。中島は、まだ使用可能な作業服を単に捨ててしまうのはもったいないと考え、再利用の方法を模索しました。「この作業服が遠くの国で誰かの支えになり、子どもたちの命を救うことにつながる」と知ったときの感動は、彼女自身にとっても大きな意義があったのです。
大阪の小さな工場が、世界の人々の役に立つ取り組みを通じてつながるこの事例は、企業活動における新たな可能性を示しています。
確かな一歩を踏み出す三共空調
三共空調株式会社は、衛生管理機器の開発・製造を行う企業として、環境保護に貢献する姿勢を強化しています。社員数は約35名という小さな会社ですが、現場で培った経験をいかしながら、環境と社会に貢献する取り組みを進めています。
今後も、三共空調は社員一人ひとりが持つ想いを大切にしながら、「衛生安全・安心」を守る企業として、地域と世界に価値を提供していく方針です。小さな行動が大きな変化を生み出すことを信じて、さらなる展開を期待したいですね。
会社情報
三共空調株式会社は1969年に設立され、衛生管理機器の製造を行っています。代表取締役社長は辻中敏氏で、現在も品質と安全の向上に取り組んでいます。公式ウェブサイト(
https://sankyo-ku.co.jp/)ではさらに詳しい情報を得ることができます。
この新たな取り組みに注目が集まり、他の企業にも広がることを期待したいです。