フェンディの新プロジェクト
2025-09-30 17:49:06

フェンディによる新プロジェクト「ロック ザ クラフト」が示すアートとクラフトの融合

フェンディの「ロック ザ クラフト」プロジェクト



イタリアのラグジュアリーブランドであるフェンディが、ミラノの新しいブティックで画期的なプロジェクト「ロック ザ クラフト(Rock the Craft)」を発表しました。このプロジェクトは、アートとクラフトの相互作用を通じて、クラフツマンシップを未来へとつなげる試みです。アート、技術者、アーティストが結集し、それぞれの芸術を再解釈することを目指しています。

「ロック ザ クラフト」は、フェンディの「パラッツォ フェンディ ミラノ」の3階にあるアトリエにおいて、アーティストのエドアルド・ピエルマッテイと、フェンディのレザーおよびファーの職人たちによるライブ制作と展覧会を展開します。このコラボレーションは、伝統的な技術とサステナブルな慣習を融合させ、ブランドの創造的な境界線を拓くものです。

特に注目すべきは、ピエルマッテイがブティック各階のために制作した3Dヴォールトにインスパイアされたオーダーメイドのアートワークです。着色されたセメントを使い、素材の冷たい硬さを柔らかい感触に変えるための手作業によるデコレーションが施され、これがフェンディのファー職人たちの技術と結びつけられます。アート作品の柔らかさは、カスタマイズされた白いキャンバス地の「ピーカブー(Peekaboo)」バッグにも反映されており、新たに発表された「アーティスト ピーカブー(Artist Peekaboo)」シリーズが店頭に並ぶ予定です。

このプロジェクトでは、過去のコレクションから出た残材を使用した数量限定のオーダー生産バッグも販売されるため、フェンディのこだわりの職人技とリサイクルの観点が強調されます。

フェンディの「ロック ザ クラフト」は、同ブランドのクラフツマンシップに対する新たな解釈を示し、ブランドのDNAに新しいエネルギーを注入します。アート、技術者、アーティストの中心に据えられた予期しないビジョンが、ブランドの歴史と創造性を深化させるでしょう。

エドアルド・ピエルマッテイについて



エドアルド・ピエルマッテイは、1992年にアンコーナで生まれ、トリノを拠点に活躍するアーティストです。彼の作品は、イメージの層化や記憶、時間による変化に焦点を当てています。ピエルマッテイの主なインスピレーションは、古代の壁画やアッシジのフランチェスコ大聖堂にあるジョットのフレスコ画から受けており、描かれた人物そのものではなく、そこに欠けている部分に魅了されています。

彼の創作活動は、絵画、彫刻、建築、そして焼き菓子の要素を織り交ぜつつ、バロック的な想像力と現代的な言語を行き来します。中心的な要素は、コンクリートという素材です。コンクリートの使用は歴史やイデオロギーをはらみ、しばしばブルータリズム建築や戦後の復興と結び付けられます。ピエルマッテイはこの素材を独自の表現で再構築し、より軽く、時には皮肉な次元へと戻しています。彼の技法は、コンクリートを薄くする手作業や絞り袋を用いることで、より脆弱な存在感を持たせます。

その結果、ピエルマッテイの作品は、従来の権威や力を批判する文脈の中で、甘さや食用性を持つ表面を生み出すことで、見る人に新たな視点を提供します。彼は特定の場所に適した介入を通じて劣化した部分を埋め、新たな存在感を醸し出すことに挑戦し続けています。

このように、フェンディの「ロック ザ クラフト」は、アートとクラフトの新たな可能性を開く重要なプロジェクトであり、業界内外からの注目を集めています。フェンディの未来に対するビジョンが、これまでにない形で形作られることが期待されます。


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会社情報

会社名
フェンディ・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区平河町2丁目1番1号
電話番号
03-6748-6233

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