渋谷の新たなランドマーク!屋外型ChargeSPOTスタンドが誕生
2024年8月9日、東京都渋谷区のMIYASHITA PARKに、国内初の屋外型バッテリースタンド「ChargeSPOT」が設置されることが発表された。運営元の株式会社INFORICHによると、このスタンドはクリエイティブディレクターの藤原ヒロシ氏が主宰するデザイン集団fragment designとのコラボレーションによって、洗練されたデザインが採用されているという。
ChargeSPOTとは?
ChargeSPOTは、モバイルバッテリーのシェアリングサービスで、ユーザーが手軽にバッテリーを借りることができる。これまでは屋内での設置が一般的だったが、利用者のニーズを考慮し、この度、屋外型のスタンドが誕生した。場所は、渋谷区の宮下公園で、多くの人々が集まる場所であることから、その利便性が期待されている。
新たな設置の背景
宮下公園は国内外から多くの観光客や地元の人々が訪れる人気スポットであるため、屋外型スタンドの設置は重要なフラッグシップとなると認識されている。また、MIYASHITA PARK内にはショップやレストランもあり、一定の滞在時間の中で充電のニーズが高まることが見込まれている。屋外の設置によって、リラックスした時間を過ごす中で、充電へのストレスを軽減することを目指している。
コラボレーションの意義
過去にfragment designとのコラボを行ったChargeSPOTだが、今回の屋外型スタンドはより一層、渋谷のストリートカルチャーに溶け込むデザインが施される。藤原ヒロシ氏自身も、充電の必要性を感じている一人として、このプロジェクトに参加している。自らがデザインしたスタンドが設置されることで、ますます多くの人々の役に立つと期待されている。
スタンドの設置概要
- - 設置日:2024年8月9日(金)
- - 設置場所:渋谷区立宮下公園(パークセンター前)
- - 種類・台数:屋外型バッテリースタンド(40スロットタイプ)1台
商業施設内RAYARD MIYASHITA PARKにも、同日にバッテリースタンドが設置される予定で、こちらは20スロットタイプのスタンドが4台設けられる。
スタンドの特長
屋外型バッテリースタンドは、天候に影響されにくい設計が施されており、防水性能、排水機構、防風設計などが特徴。特に、バッテリー内部に温度センサーが組み込まれており、高温になった際は自動的に充放電をストップする機能も付いている。このような設計により、暑い夏場でも安心して使うことができる。
災害時の活用
INFORICHは2019年に渋谷区と災害時における協定を締結しており、この屋外型スタンドの設置はその取り組みを強化する一環となる。災害時にはモバイルバッテリーの無償レンタルや、デジタルサイネージを利用した情報発信が行われる。
地元の期待の声
宮下公園パートナーズの辻正宏氏は、屋外型バッテリースタンドが公園の利用をサポートするアイテムとして期待されることを語り、近年の公園利用の変化を感じていると話す。一方、藤原ヒロシ氏は、周囲で簡単にバッテリー充電ができることに安心感を持てるとコメントしている。
今後の展望
INFORICHの秋山広宣社長は、初めての屋外型ChargeSPOTの設置を気に、日本市場への新しい一歩となることに喜びを表した。彼は今後も、利便性に見合った充電スタンドの配備を目指すとしている。
渋谷の新たなランドマーク、屋外型ChargeSPOTスタンドは、訪れた人々にとって充電のストレスを解消するだけでなく、リラックスした時間を過ごせる新しいスポットとなるだろう。