和多屋別荘の光輝く瞬間
九州地域の食文化の復興を目指す和多屋別荘内の「おにぎり神谷」。ここが注目を集めているのは、主宰である神谷禎恵氏が
『九州観光まちづくりAWARD 2025』の食部門で金賞を受賞したからです。地域の文化を体験できるイベントも数多く展開し、訪れる人々に特別な時間を提供しています。
金賞受賞!!
神谷禎恵氏は、伝承料理や地域の食文化の復活に注力しており、母の金丸佐佑子氏の教えを引き継いでいます。氏が推奨する「日常茶飯は非日常から」という価値観には、地元の食材や料理を尊重する姿勢が色濃く現れています。金賞受賞によって、これらの取り組みが適切に評価されたことは、地域の誇りでもあり、今後の活動へのさらなる期待を抱かせます。
特別なイベントの開催
特に注目すべきは、
2025年9月11日に開催される「旬の青ゆずごしょうを愉しむ会」です。このイベントでは、作りたての青ゆずごしょうと一緒に握りたてのおにぎりを味わうことができます。わずか90分の間に、青ゆずの香りを楽しみながら、手作りのゆずごしょう作りの実演とともに、出来立てのおにぎりを味わえる贅沢なひと時が体験できます。参加者にはお土産として、ゆずごしょうがプレゼントされるなど、ユニークな特典も盛りだくさんです。
- - 開催日: 2025年9月11日(木)
- - 時間: 12:00~(約90分)
- - 場所: 和多屋別荘内「利休」
- - 参加費: お一人様 13,200円(税込)
- - 定員: 先着順・要予約
地域とのつながり
和多屋別荘における「おにぎり神谷」では、ライスツーリズムを通して地元の農産物を使用しながら、地域との密接な関係を築いています。神谷氏の「にぎりびと」としての活動は、単に料理を提供するのではなく、食文化を通じて地域の魅力を再発見することを目指しています。おにぎりは土地の風土や記憶を呼び起こし、訪れる人々に自然の恵みや育てた人々の想いを届けます。
見るだけでなく、体験することによって、食べる行為の意味を再確認できる場となっているのです。神谷氏の手から握られるおにぎりは、お腹を満たす以上の存在意義を持っており、まさに伝承のかたちを具現化しています。
おにぎり神谷 ─ 手から手へ、“熱々”の想いを
「おにぎり神谷」で作られるおにぎりは、一粒一粒が食べる人の記憶に寄り添う特別な存在です。温かさを感じるその瞬間、自然の豊かさや地域の風景、またそれを支える人々の姿が根っこから心に浮かび上がります。神谷氏が大切にする「今この瞬間を味わうことの尊さ」は、私たちにとってもかけがえのない思い出となることでしょう。
まとめ
和多屋別荘で展開される「おにぎり神谷」は、今後も地域文化の復興を推進し、訪れる人々に食を通じた深い体験を提供し続けることでしょう。地域の食文化を再発見する旅として、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。