高崎健康福祉大学が「バクラクビジネスカード」を導入
群馬県高崎市に位置する私立大学、高崎健康福祉大学が「バクラクビジネスカード」を導入し、業務の効率化に向けた新たなスタートを切りました。この導入により、教職員の立替払い業務の負担が軽減されるだけでなく、経費管理も簡便化されることが期待されています。
「バクラクビジネスカード」を手掛ける株式会社LayerXは、すべての経済活動のデジタル化を目指しており、クラウドサービスを通じて企業の業務効率を向上させることを目指しています。「バクラク」シリーズは、稟議や経費精算などの業務を効率化するための多機能を備えたサービスです。この度の高崎健康福祉大学への導入で、具体的にどのような効果を得られるのか、詳細を見ていきましょう。
導入の背景と期待される効果
高崎健康福祉大学では、教職員が現金や個人のクレジットカードで研究費や交通費の立替払いを行っていましたが、その管理や金銭的な負担が大きな課題とされていました。「バクラクビジネスカード」の導入によって、次のような効果が期待されています。
1. 立替払い業務の負担軽減
教職員は、従来の立替払いの煩わしさから解放されます。「バクラクビジネスカード」の導入により、立替払いが不要になるだけでなく、精算時に必要な書類の提出も簡素化されます。その結果、業務の効率化が図られ、申請や承認のプロセスもスムーズになります。また、学部や部署ごとに発行できる「共有リアルカード」の活用により、複数の教職員が同一カードを利用でき、出費管理が一層効果的に行えるようになります。
2. 経費利用のタイムリーな把握
導入後は、社内の経費利用状況がリアルタイムで確認できるようになります。従来は領収書の回収に依存していたため、「誰が」、「どこで」、「何に」いくら使ったかを把握することが難しかったのですが、利用明細がすぐに確認できることにより、予算管理の精度が向上し、月次決算時の計上漏れも防げるようになります。
3. 柔軟な運用と安全性の向上
「バクラクビジネスカード」は、教職員ごとにカードを発行・管理できるため、部署や用途ごとの柔軟な管理が可能です。加えて、カードごとに決済先の制限や支出の上限を設定できるため、セキュリティの面でも安心できます。このように、部署単位での管理ができつつ、全体の経費管理を円滑に進める体制が整えられるのです。
学校側のコメント
高崎健康福祉大学の総務部経理課の鈴木様は、「これまでの立替精算が教職員にとって大きな負担であったため、『バクラクビジネスカード』の導入が非常に助かった」と述べています。また、最初は一部の教職員からの利用が始まりましたが、法人カードの利便性が周知されることで、利用者は徐々に増えている状況です。利用者からは「ストレスが減り、処理が簡単になった」との声も上がっており、その効果が実証されています。
今後の展望
「バクラク」を通じて、高崎健康福祉大学の業務改善がさらに進むことが期待されます。現在では教職員からは「自分にもカードを発行してほしい」というリクエストが寄せられており、業務の効率化に向け都度の機能改善がなされることも期待されています。これにより、より多くの教職員が安心して業務を遂行できるようになるでしょう。
最後に
高崎健康福祉大学が「バクラクビジネスカード」を採用したことで、経費管理の新たな形が見えてきました。今後、このような営業支出管理のデジタル化を進める動きは、他の大学や組織にも良い影響を与えることでしょう。社会全体の効率化を目指し、前向きな取り組みをどのように広げていけるのか、注目したいところです。