ReGACYと千葉県が手を組むディープテック支援
2022年2月に設立されたReGACY Innovation Group株式会社(以下、ReGACY)は、千葉県と共同で進める「ディープテック領域スタートアップ創出支援事業」の支援対象者を選定したことを発表しました。このプログラムは、千葉県内での起業や事業拠点の設置を目指す研究者たちに対する伴走支援を提供します。
支援の目的と背景
この支援事業は、技術的なシーズを持つ研究者が、よりリアルなビジネスの場で活躍できるようにすることを目的としています。ディープテックとは、深い科学的知識や理解に基づいた革新を指します。これにより、単なるアイデアの域を超えた、実用的な社会貢献が期待されるのです。ReGACYはこれまでにも多くの大手企業や自治体、教育機関と連携し、オープンイノベーションによる事業化を目指してきました。
令和8年度 支援対象者の紹介
今回選ばれた3者は、次のようなテーマで革新を目指します。
1.
荒井 翔悟
- 所属:東京理科大学 創域理工学部 機械航空宇宙工学科 准教授
- テーマ:低コストの後付け型ユニバーサル・ロボットハンドリングシステム。
表面処理が不要という革新的なアプローチで、透明や光沢のある物体にも対応可能な技術を目指します。
2.
松山 考志(WILFOODプロジェクト)
- 研究代表者:松浦 健二(京都大学大学院農学研究科)
- メンバー:深抦 友裕(代表)、藤原 和明
- テーマ:未利用林地の残材を高付加価値な家畜飼料に変換する「WILFOOD」システムの実用化。
循環型のビジネスモデルとして、自給自足と環境保護を同時に目指します。
3.
魯 云
- 所属:千葉大学工学研究院 グランドフェロー・名誉教授
- テーマ:自立電源型スマート熱電警報装置の開発。
これにより、安全性の向上と商業化を見据えた製品の展開が期待されています。
今後の展望
この事業では、選ばれた3者の技術シーズを約8ヶ月にわたり後押しし、その事業化を進めていきます。ディープテック領域の技術は、産業界の中でも特に重要であり、新たな市場創出や解決策の提供に寄与するでしょう。
ReGACYの成瀬代表取締役は、「研究者が持つ高い技術力をビジネスに変える手助けができることを嬉しく思います。千葉県と協力して地域経済の活性化にも貢献できれば」とコメントしています。具体的な支援方法や今後の公募についての詳細は、公式サイトにて発表されています。
ReGACY Innovation Group株式会社について
ReGACYは、過去の知見を生かし、経営コンサルタントとベンチャーキャピタルの手法を用いて、企業や自治体に対してオープンイノベーションを促進するサービスを提供しています。リサーチから事業化まで、創造的な支援を行い、地域社会や産業のイノベーションをリードしています。
会社概要
- - 社名:ReGACY Innovation Group株式会社
- - 代表者:成瀬 功一 代表取締役
- - 設立:2022年2月2日
- - 所在地:東京都千代田区神田神保町1丁目24-1 CIRCLES神保町Ⅱ10階
- - ホームページ:ReGACY Official Site
このように、ReGACYと千葉県の取り組みは、今後のディープテック領域における革新を促進し、地域社会への貢献が期待されています。