カーボンクレジット市場の全貌を描く「カオスマップ 2026」公開
株式会社exroad(エクスロード)は、最新の「カーボンクレジット市場カオスマップ 2026」を発表し、国内外の重要なプレイヤーを包括的にマッピングしました。このカオスマップは、同社が日常的に培った広範な情報網と自身の専門知識を元に制作され、2024年度から始まった作成プロジェクトの成果として最新情報が盛り込まれています。企業の市場理解や戦略立案、社内での議論に役立つ資料として活用できることが期待されています。
カオスマップ公開の背景
近年、政府が推進する成長志向型カーボンプライシングやGX推進法に基づく「GX-ETS」が本格稼働したことから、国内のカーボンクレジット市場は急速に成長を遂げています。市場への新しい企業の参入やクレジットの調達・創出を目指す事業が増加する中、多数のプレイヤーが新しい取り組みを始めており、全体像を正確に把握することは益々困難になっています。そこで、exroadはカーボンプライシングに特化したデータベースから得たノウハウを活かし、市場の複雑性を解消することを目指してこのカオスマップを制作しました。
カオスマップの概要
このカオスマップは、以下の主要な三つの領域に分けてプレイヤーを分類しています。
1.
Supply side(供給側)
再生可能エネルギーや省エネ、森林の保全、農業、バイオ炭など、さまざまな手法でクレジットを創出する企業がリストアップされています。また、創出支援を行ったり、計測・報告・検証技術(MRV)を持つ企業も体系的に整理されています。
2.
Demand side(需要側)
自社での使用に加え、オフセットサービスの提供やファンドへの出資など、クレジットを活用または購入する多様な業界のプレイヤーが含まれています。これにより、需要の幅広い範囲を把握することができます。
3.
共通領域・インフラ
パリ協定第6条に関連する組織やガバナンス機関、第三者による検証機関、認証機関、レジストリ、取引所、市場プレイス、さらに情報プラットフォームや調査・コンサルティングサービスなど、市場の信頼性を支える機関も網羅されています。
カオスマップの入手方法
このカーボンクレジット市場カオスマップは無料でダウンロード可能です。市場理解や戦略的な計画策定の参考資料として役立てることができます。詳細は
こちらからご確認ください。
本カオスマップを引用または転載する場合は、以下の点にご留意ください:
- - 出典を明記すること:「カーボンクレジット市場カオスマップ 2026年版(exroad調べ)」
- - exroadの該当ページへのリンクを掲載すること。
Carbon EXの特長
「Carbon EX」では、カーボンクレジットの取り扱いを広範囲に行っており、ボランタリーカーボンクレジットやJ-クレジット、非化石証書などを販売・購入できます。英語版も用意されているため、海外の企業にも対応可能で、常時24時間365日、世界中のカーボンクレジットにアクセスできます。
さらに、Carbon EXではKYC(顧客の身元確認)などの審査を実施し、高品質なボランタリーカーボンクレジットを取り扱う取引所としてクレジットの信頼性を確保しています。企業に対しては、自社のニーズに応じたクレジットの選定やオフセットの提案など、コンサルティングサービスも提供しています。
このように、今回の「カーボンクレジット市場カオスマップ 2026」は、企業が脱炭素に取り組む上での強力なツールとなることが期待されています。市場の動向を把握し、戦略的な判断を下すためにぜひ活用してみてはいかがでしょうか。