日本初開催「未来発見セミナー」
日本国内で初めてとなる「未来発見セミナー」が、8月22日・23日に上智大学で実施されます。このセミナーは、多様なバックグラウンドを持つ障がい者が自らの夢を描くことができる共生社会の重要性を再認識する場として設けられました。2021年の開催では、特に障がい者の社会参加や、多様性の理解促進をテーマに、多岐にわたる講演が予定されています。
開催趣旨
デア・トゥ・オーバーカム(DTO)が推進するこのイベントは、リオデジャネイロ2016 パラリンピックや平昌2018冬季パラリンピックに合わせて開催された国際的なムーブメントの一環です。新型コロナウイルス感染症対策として、セミナーの一部はオンラインで行われるため、参加者はリアルタイムで異なる地域からもアクセス可能です。
全体のテーマとして掲げられる「誰でも夢をもつ自由がある」には、ビジネスの枠を超えて誰もが活躍できる社会の実現が求められています。特に企業の中での障がい者の位置づけや意義を考えることが重要です。
プログラム内容
セミナーは以下のように構成されています。
8月22日(日)
- - セミナー 1: 柳匡裕氏(Social Café Sign with Me 運営・一般社団法人ありがとうの種代表理事)
- - セミナー 2: グローバル企業の障がい者 ERG(Employee Resource Group)メンバーによるトークセッション
- - アワード授賞式: グローバル・ビジネス平和賞、日本ビジネスオーバーカム賞などの授賞
8月23日(月)
- - セミナー 3: 垣内俊哉氏(株式会社ミライロ代表取締役)
- - セミナー 4: 倉田秀道氏(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社経営企画部次長兼スポーツチーム統括)とパラアスリートによるディスカッション
参加方法と対象者
このセミナーは、どなたでも参加可能で、手話通訳も用意されています。参加費は無料で、上智大学での来場参加は200名、オンライン参加は1000名までの先着順受付となります。
参加を希望の方は、DTO Tokyoの公式ウェブサイトまたはチケット申し込みサイトから事前に申し込みが必要です。セミナーの詳細情報は以下のリンクよりご覧いただけます。
公式スポンサー及び協力団体
今回のイベントでは、アメリカン航空をはじめ、上智大学、有限会社ハイブリッドミュージック、MetaVenture 株式会社、Hope Digital Solutionsが協力しており、障がい者支援の重要性を共に広める姿勢を示しています。
このセミナーは、障がい者の権利や社会参加のあり方を改めて考える良い機会となるでしょう。ぜひ、多くの方の参加をお待ちしています。