横濱JAZZ PROMENADE2024で感じるチェコの魅力
「横濱JAZZ PROMENADE」は、1993年にスタートして以来、横浜の秋を盛り上げているジャズの祭典です。今年も歴史的な建物やジャズクラブ、街角など、約30の会場でライブが行われます。そして、2024年は「チェコ音楽年」として、特に注目される年です。
チェコ・スペシャルステージの実施
このイベントの目玉の一つが「チェコ・スペシャルステージ」です。2024年10月13日(日)に関内ホールの大ホールで行われるこのステージでは、3つのユニークなチェコのバンドが登場し、素晴らしいジャズを披露します。これにより、参加者は現代のヨーロピアンジャズを堪能できる貴重な機会となります。
ニコル・ボーコヴァー・カルテット
まず紹介したいのは、チェコの都市オストラヴァ出身のピアニスト、ニコル・ボーコヴァーが率いるカルテットです。彼の演奏は、クラシック音楽の厳格なテクニックを基に、素晴らしい音楽を生み出します。
ベルト・アンド・フレンズ
続いて舞台に立つのが、チェコで特に人気のあるバンド、ベルト・アンド・フレンズです。このバンドはチェコの音楽シーンで圧倒的な存在感を放ち、数々のアワードを受賞しています。彼らの音楽にはキャッチーな旋律とともに、アート界からも注目を集めています。
リボル・シュモルダス・オルガントリオ
最後を飾るのは、プラハ出身のリボル・シュモルダスが率いるオルガントリオです。彼は、ヨーロッパを代表するジャズギタリストの一人で、彼のオルガントリオとしてのセッションでは1960年代のオルガン・ジャズのエッセンスを現代的なサウンドで表現します。
チェコ音楽年について
2024は「チェコ音楽年」と定められています。これは、スメタナやドヴォジャークといった著名な作曲家たちの節目を祝うもので、様々なジャンルの音楽の魅力を新たに発信する機会でもあります。この特集を通じて、皆さんは現代のチェコ音楽シーンの新たな一面を体験できることでしょう。
その他の見どころ
「横濱JAZZ PROMENADE2024」では、プロミュージシャンによるホールライブも豊富です。関内ホールや赤レンガ倉庫など、特定の会場で全8公演が行われます。また、アマチュアプレーヤーによる無料の街角ライブも開催され、元町やイセザキ・モールなどで約150組のバンドが演奏する予定です。
開催概要
- - 日程: 2024年10月12日(土)・13日(日)11:30~18:00頃
- - 会場: 関内ホール(大ホール・小ホール)、横浜赤レンガ倉庫、その他約30の会場
- - 料金: 前売り4,000円、当日5,000円
音楽ファンにとって見逃せないこの横濱JAZZ PROMENADE2024。ぜひ足を運び、チェコからやって来る最高のジャズをお楽しみください。