2月22日(土)、日本の文学と活字文化の新たな可能性を探るイベント「BUNGAKU DAYS 2025 SPRING」が、京都の国立京都国際会館および東京のサテライト会場で開催されます。本イベントは、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)とJapanese Literature Publishing Project(JLPP)が、文化庁からの委託を受けて実施する一環であり、特に日本文学や翻訳に興味のある方々にとって絶好の機会となります。
【開催概要】
イベントは、京都本会場と東京サテライト会場で同時に行われます。京都会場では定員250名、東京のサテライト会場では100名を予定しています。入場は無料ですが、先着順のため事前申し込みが必要です。また、言語は日本語と英語が用意されており、同時通訳も行われます。
【基調講演&特別セッション】
特別ゲストには、作家かつお笑い芸人としても知られる又吉直樹氏と、映像字幕翻訳家のチャド・マレーン氏が登壇します。オープニング基調講演では、彼らが日本の活字文化のグローバル展開について意見を交わす予定です。また、特別セッションでは新井宏氏(文藝春秋ライツビジネス局長)や三枝亮介氏(CTB代表取締役)など、業界の第一線で活躍する人々が参加し、日本文学の海外展開の可能性について深掘りします。
【多彩なプログラム】
「BUNGAKU DAYS 2025 SPRING」は、以下のような多彩なセッションを用意しています。具体的なセッションは次の通りです。
- - 13:25~13:40 オープニング基調講演 又吉直樹氏、チャド・マレーン氏
- - 13:50~14:30 セッション① 翻訳と創作:詩と小説、および「二人称」の翻訳
- - 14:35~15:15 セッション② 海外における日本文学の翻訳事情
- - 15:25~16:05 セッション③ 古典の翻訳:受賞作品に見るその可能性
- - 16:10~16:50 特別セッション 世界が求める日本の物語
各プログラムは、イベント後に公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信予定です。
【参加の意義】
日本の活字文化の普及活動は、国内外の文学を広めるだけでなく、新しいビジネスの可能性を切り開く手段ともなります。特に、翻訳家の育成や海外発信の基盤を築くことは、文化の理解を促進し、日本の魅力を世界に伝える重要な役割を果たします。これらの活動を通じて、日本文化をより深く理解する機会を提供できればと思っています。
「BUNGAKU DAYS 2025 SPRING」は、日本の文化を新たな視点で捉える契機を与えるイベントでもありますので、興味のある方々の参加をお待ちしております。事前申し込みは公式サイトから行えます。詳細情報は、公式サイトとお問い合わせ先までご確認ください。