クラウドサーカスの『Fullstar』がRYODENに導入
最近、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)『Fullstar』が大手技術商社株式会社RYODENに導入されたことが注目されています。この導入により、社内の問い合わせが運用開始当初に比べて約90%減少したとのこと。デジタル技術の進歩が、企業の業務効率化に大きく貢献する可能性を示しています。
導入の背景
RYODENでは、業務システムの変更が頻繁に行われており、従業員は新しい機能や変更点を把握しきれず、十分にシステムを活用できていない現状がありました。また、新入社員が増加していることもあり、教育コストが大きな課題となっていました。これに対処するため、従業員が快適にシステムを利用できる環境を整える必要がありました。
さらに、すでに導入されているチャットボットでは、すべてのニーズには応えきれず、情報の伝達に課題が残っていました。こうした事情から、RYODENは『Fullstar』の導入を検討することにしました。
『Fullstar』導入の理由
『Fullstar』を選んだ理由の一つは、利用者数や導入するシステム数にかかわらず定額である料金体系です。これは、他社製品を考慮した際の従量課金制のネックをクリアしており、非常に魅力的に映りました。また、他社製品に比べて『Fullstar』は新たなリソースを割くことなく運用できる体制を提供しています。例えば、ガイドの作成なども代行してもらえるため、担当者の育成やリソース確保に苦労する必要がありません。
このように、導入はスムーズに行われ、まずは社内の一部の部署から始まり、徐々に他部署への展開が計画されました。
実績と今後の展望
導入による成果として、会計システムにおける問い合わせが稼働当初から90%減少しています。システム上には300以上のツールチップ(詳細ボタン)が設置されており、便利さと操作性を飛躍的に向上させています。
今後は新たなシステムにも『Fullstar』を積極的に活用し、さらなる利便性の向上を目指しています。具体的には、ログイン画面でポップアップ通知を表示したり、マニュアルリンクを設けたりして、ユーザーがより自発的に問題を解決できるような仕組みが導入される予定です。
『Fullstar』の概要
『Fullstar』は、従業員が社内の各種システムを迷わず操作できるようデジタルガイドを設置することで、問い合わせ業務を大幅に減少させるプラットフォームです。シンプルな機能と画面設計で導入しやすいのも特長です。
2021年に提供を始め、すでに1,900社以上に導入されています。
詳細は公式ページをご覧ください:
Fullstar公式ページ
クラウドサーカスとRYODENの企業使命
クラウドサーカスは、「働くに楽を。」をミッションに掲げ、デジタルマーケティングのSaaSを展開しています。日本国内だけでなく、アジア地域まで拡大を見越したビジネス環境の創造に寄与しています。
RYODENは、人とテクノロジーをつなげる力で未来を共創し、全てのステークホルダーと共に価値を創造する企業として進化し続けています。
このように、デジタル技術の活用が企業の業務環境をどのように改善するのか、今後も注目が集まります。