キングスU18の成長を実感したマンスリーレポート
2025年11月、キングスユースマンスリーレポートの最新号が届きました。今回は、キングスU18が参加した「インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025」の結果と、選手たちの成長を振り返っていきます。
U18チームの挑戦と結果
キングスU18は40チームが集うこのトーナメントに挑み、最終的にはベスト8に進出するも上位4チームに入ることができず、インフロニア B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2026への出場権を逃しました。しかし、この大会を通じて、選手たちは多くの収穫を得ました。浜口炎ヘッドコーチをはじめ、ポイントガード#33 長嶺充来選手と#29 宮里俊佑選手にインタビューを行い、彼らの考えや感じたことを聞いてみました。
大会の内容
大会初戦はアルティーリ千葉U18との対戦。キングスU18は56-42で勝利し、続く3回戦では宇都宮ブレックスU18との戦い。前回の対決では苦戦した相手でしたが、今回は71-50と優位に進めました。長嶺選手は、「全員が最後まで戦う姿勢を見せたからこそ、点差を広げることができた」と振り返ります。
準々決勝では、強敵であるサンロッカーズ渋谷U18との対戦が待っていましたが、前半は21-33で折り返し。最終的には53-61で敗れてしまいました。浜口ヘッドコーチは、3ポイントシュートの成功率が低かったことを反省しつつも、選手たちの練習の成果を形にすることができたと評価しました。
選手たちの反応
長嶺選手は、試合中に自分自身がオフェンスを作れなかったと振り返り、これを次の経験に生かしたいと話しました。また、宮里選手は18得点を記録しつつも、アシストが無かったことを心苦しく思い、さらなる成長を目指しています。
次のステップ
今後もELITE LEAGUEの戦いは続きます。12月には横浜ビー・コルセアーズU18との一戦が待っており、長嶺選手は「失うものは何もありません。強豪を倒す準備は整っている」と意気込んでいます。
U15チームの福岡遠征
一方、キングスU15は、福岡県の強豪校との練習試合を通じて貴重な経験を積みました。福岡大学附属大濠高校、福岡第一高校と対戦し、それぞれの選手が高いレベルのプレーを実感しました。末広朋也ヘッドコーチが今遠征に込めたテーマは「経験したことのないことを体験する」こと。特に、福岡大学附属大濠高校の選手との対戦では、選手たちの身体的な大きさやスピードに圧倒されると同時に、自分たちのプレーの幅を広げる機会となりました。
金城大智選手は、「身長の高い選手とのマッチアップでは大変さを感じたが、それを通じて多くの収穫があった」と話しています。対戦を通じて、ペイントタッチの重要性やオープンショットの取り方についても学びました。
U15チームは1月に実施される「京王 Jr.ウインターカップ2025」に向けても準備を進めており、選手たちの期待も高まっています。
少しずつ成長しているキングスU18とU15、それぞれのチームがこれからどう進化していくのか、今後も注目していきたいと思います。