サンゴを守るための活動を詰め込んだ新しい日焼け止め
株式会社ラヴィステラは、環境保護と肌への優しさを両立させた新しい日焼け止め「ヴィーガンUVミルク」を2023年8月16日に発売しました。この製品は、従来のサンゴに負担をかける日焼け止めとは一線を画すもので、天然由来成分100%で作られています。
開発の背景
ラヴィステラの代表である野田聡美氏が沖縄に住んでいた際、現地のダイバーからサンゴの減少について話を聞き、自ら海に潜る機会を持ちました。そこで目の当たりにしたのは、白化したサンゴの現象でした。これは、地球温暖化や日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤が原因とされています。サンゴ礁が衰退することは、生態系にとって大きな影響を及ぼします。
専門技術の導入
「ヴィーガンUVミルク」の成功の鍵は、乳化の過程にあります。一般的なコスメではミツロウやレシチンが使われますが、ラヴィステラはヴィーガン処方を選択したため、これらの成分は使用できませんでした。さらに、温度変化によってテクスチャーが不安定になるという問題に直面しました。全国の工場を訪問し、ようやく手に入れた特殊な技術を活用し、なめらかなテクスチャーを実現しました。
新しい特徴
「ヴィーガンUVミルク」は、オーガニック配合率63.6%で、紫外線吸収剤やナノ粒子を使わずに、肌にもサンゴにも優しい製品です。この製品は京都大学との共同研究によって開発された独自の紫外線散乱技術を用いており、軽やかな使用感を実現しつつ、SPF30/PA+++という高いUVカット効果を持っています。
販売価格は4,950円(税込)で、公式オンラインショップを通じて購入することができます。さらに、売上の一部は沖縄のサンゴ保全活動に寄付されるため、購入を通じて海洋環境を守ることにも貢献できます。
◆ 商品名: ヴィーガンUVミルク
◆ UVカット指数: SPF30/PA+++
◆ 内容量: 30ml
◆ 発売日: 2023年8月16日
◆ 定価: 4,950円(税込)
official online shop:
ラヴィステラ オンラインショップ
環境への配慮
ラヴィステラの製品は環境問題にも配慮しています。再生PETやバイオマスPETを使った容器を採用しており、二酸化炭素の排出が通常のプラスチック製品に比べて最大70%削減されています。また、パームオイル不使用という方針を掲げ、持続可能な製品作りを心掛けています。
進化した日焼け止めを手に入れたい方や、環境問題に関心のある一人一人にぜひ試してみていただきたい製品です。