Jリーガーの子ども食堂
2025-01-06 17:22:10

現役Jリーガーが奈良の子どもたちを支える移動式こども食堂の取り組み

現役Jリーガーが子ども食堂を開催



現役Jリーガーである浅川隼人選手が中心となり、奈良県内で「移動式こども食堂」を展開しています。この活動は、プレーヤーとしての技術と人間性を生かし、地域の子どもたちの食生活を支援することを目的としています。

食堂の背景


浅川選手は、松本山雅FCで活躍する一方、会社経営にも携わっています。その中で彼が掲げる理念は「夢を追い続けられる環境をつくる」というもの。この理念が、地域の子供たちの健康を守り、一緒に育つことを目指す「移動式こども食堂」の設立へとつながりました。彼は以前、奈良クラブに所属していたため、地域に対する思いが深いのです。

2023年夏には、クラウドファンディングを通じて、キッチントレーラーの購入資金を集め、初の食堂を無事に公開しました。参加した人たちが協力し合い、目標を達成したことで、より大きな夢の実現へとステップを踏み出しました。

こども食堂の実施場所


移動式こども食堂は主に奈良県内の寺院や団体の施設を利用して開催されます。今年度は、橿原市の信光寺、大淀町の光明寺、川西町立中央体育館の3か所で実施されました。各開催日は、地域の子どもたちに栄養バランスの取れた食事と楽しいアクティビティを提供しました。

1. 信光寺(2024年11月19日)


信光寺でのイベントでは、浅川選手の代わりにオーストラリアのロックデール・イリンデンFCでプレーする片岡爽選手が参加しました。子どもたちはボールを使ったレクリエーションを楽しみ、その後は奈良産の食材を使った栄養満点の食事を共にしました。

2. 光明寺(2024年12月18日)


光明寺では、浅川選手の登場を心待ちにしていた子どもたちが、彼の元に集まりました。サッカーで盛り上がった後、子どもたちはお寺の本堂で一緒にお弁当を食べ、抽選会や「ごくまき」を楽しむことで笑顔が絶えませんでした。

3. 川西町立中央体育館(2024年12月21日)


川西町立中央体育館では、学生スタッフのレクリエーションの後、浅川選手が参加して体を動かしました。特に、リンゴのおすそわけでは子どもたちが興奮し、美味しそうに頬張る姿が印象的でした。

おてらおやつクラブの取り組み


これらの活動は、認定NPO法人おてらおやつクラブと協力して行われています。この団体は、全国の貧困問題に取り組み、家庭内の事情で困っている子どもたちに支援を提供しています。お寺にお供えされる食材を活用し、地域の子どもたちへ届けることで、より温かい社会づくりに貢献しています。

まとめ


現役Jリーガーであり、地域に密着した活動を続ける浅川選手の取り組みは、多くの子どもたちに恵みをもたらしています。今後の移動式こども食堂がどのように広がっていくのか大いに期待されます。トレーラーが近くに現れた際は、ぜひ参加してみてください。心が温まる体験が待っています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人おてらおやつクラブ
住所
奈良県磯城郡田原本町八尾40
電話番号

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