Fusic、AWSと連携し宇宙産業の未来を切り開く支援プログラムを展開

Fusic、AWS Space Accelerator: APJ 2025への参画

2025年7月9日、福岡県福岡市を拠点とする株式会社Fusicが、Amazon Web Services（以下、AWS）が実施する「AWS Space Accelerator: APJ 2025」において日本での技術支援パートナーとして参画することを発表しました。このプログラムは、アジア太平洋・日本（APJ）地域の宇宙産業を加速させることを目的とした10週間のアクセラレータープログラムです。オーストラリア・ニュージーランド、インド、日本を拠点とする最大40社の宇宙関連スタートアップが対象を絞り、AWSの技術を駆使したソリューションの構築と拡張を支援します。

国内スタートアップへの支援

Fusicは、国内の宇宙スタートアップに向けてAWSクラウドの技術教育や利用支援を提供し、彼らの成長を力強くサポートします。特に本プログラムは、以下の3つの分野におけるスタートアップに焦点を当てています。
1. 地球観測・リモートセンシング（災害対応、気候監視、農業支援など）
2. 宇宙インフラの製造・打ち上げ技術（小型衛星、推進技術など）
3. ドローン・高高度技術（地上と宇宙をつなぐ観測・通信手段）

パートナーシップによる加速支援

このプログラムは、Fusicだけでなく、他の多様な組織とも連携して進められます。インドのT-Hubが全体の統括を担当し、Minfy TechnologiesがAWSの技術教育を行います。さらに、Ansysによるシミュレーション技術を用いた技術検証支援も行われ、各国の宇宙機関や団体とも連携しながら、参加者の成長を促進します。

プログラムの詳細

- 対象地域: 日本、オーストラリア、インド
- 応募期間: 2025年7月8日〜9月5日
- 実施期間: 2025年9月〜12月（ハイブリッド形式）
- 公式情報・応募方法: AWS Space Accelerator: APJ 2025

Fusicのビジョン

FusicはAWS認定パートナーとして、クラウドネイティブなシステム構築やAI、IoTなどの先端技術を駆使し、宇宙産業向けソリューションの開発にも力を注いでいます。「AWS Space Accelerator: APJ 2025」への参画を通じて、日本のスタートアップが国際的な宇宙市場で羽ばたくための支援を一層強化していく方針です。

企業概要

株式会社Fusicは、さまざまな技術を組み合わせたシステム開発と技術コンサルティングを行う企業です。近年では宇宙産業にも注力し、宇宙関連のクラウド基盤構築や衛星データ解析支援を展開しています。常に顧客の課題解決に向けて技術の力を発揮し続け、「OSEKKAI×TECHNOLOGY」をスローガンに掲げ、期待を超える価値提供を目指しています。