中古車価格指数公開
2025-02-20 11:06:40

オークネット初の中古車市場価格指数公開!2025年1月の動向とは

株式会社オークネットが運営する「オークネット循環型流通ラボ」は、2025年1月の「中古車市場価格指数」レポートを発表しました。これにより、中古車市場の価格動向についてより深く理解することが可能になりました。

従来、日本の中古車市場では「平均取引価格」が一般的に使用されてきましたが、この指標だけでは市場における中古車の質の変化を捉えきれないという問題がありました。これを解決するため、オークネットは東京大学エコノミックコンサルティング株式会社(UTEcon)と協力し、「リユース流通価格指数」を開発しました。この指数は、40万台以上のオークネット会員からの流通データを元に、実際の中古車価格の推移を正確に把握できるように設計されています。

レポートによれば、2025年1月の中古車市場価格指数は、基準となる2008年7月を1とした場合、2.333を記録しました。これは前月の2.063から0.270の増加、すなわち13.07%の上昇を意味しています。このデータは、消費者の間での中古車に対する需要の増加を示唆しています。

さらに、同時に発表された「平均取引価格」も注目の値として挙げられ、2008年7月を基準とした場合の値は1.433、前月の1.324から0.109の増加、8.25%の上昇を示しました。具体的には、2024年12月には81万8,224円、2025年1月には88万5,689円となっています。これらの結果から、需要の増加により相場が引き上げられ、平均価格もそれに応じて上昇していることが伺えます。

ボディタイプ別の動向を見てみると、最も大きな上昇幅を記録したのはミニバンで、価格指数は16.36%の上昇を示しました。他のカテゴリ、例えばコンパクトカーやSUV、ラグジュアリーなども、全てで上昇していることが確認されました。

このような情報は、オークネットが目指す循環型流通の重要性を再確認させるものであり、オークネットは今後も継続して市場の動向を追い、毎月20日に最新レポートを発表する予定です。これによって、消費者や業界関係者は中古車市場の変動をリアルタイムで把握し、より適切な取引が行えることを期待しています。

オークネットは、1985年に世界初のリアルタイム中古車オンラインオークションを開始し、35年以上にわたりオークションを中心とした情報流通サービスを提供してきました。現在設立された「オークネット循環型流通ラボ」は、一次流通と二次流通の枠を超えた流通の可能性を広げ続けています。サステナビリティポリシーに従い、価値のあるモノを地球規模で循環させる努力を続けているのです。

今後もこのラボから多くの価値ある情報が発信されることに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社オークネット
住所
東京都港区北青山2-5-8青山OMスクエア 8F
電話番号
03-6440-2500

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