スター・プリンセス、華麗なる処女航海へ
2025年10月4日、スフィア・クラスの第2隻目となる新造船「スター・プリンセス」がバルセロナから出航し、西地中海での12日間の処女航海を開始しました。ポジションを持つこの豪華客船は、プリンセス・クルーズが誇る優雅さ、革新性、そしてお客様同士や寄港地とのコミュニケーションを大切にするクルーズ体験の伝統を受け継いでいます。
プリンセス・クルーズの社長、ガス・アントーチャ氏は新船について「これまでで最大かつ最も壮麗な船」と表現し、初めてのお客様を温かく迎えることに誇りを感じていることを明かしました。恒久的な思い出を作り出せるよう、乗務員全員が航海の安全と特別な体験に全力を尽くすと約束しています。
豪華な仕様の「スター・プリンセス」
総トン数177,800トンで、乗客定員は4,300名を誇る「スター・プリンセス」には、30か所に及ぶ多彩なダイニングやバーが揃っています。処女航海のスケジュールには、バルセロナをスタート地点にマルセイユ、チビタベッキア(ローマ)、ナポリ、シチリア、カルタヘナ、ジブラルタルを巡り、再びバルセロナへ戻るというルートが含まれています。
航海の後、国際的な観光地でのアクティビティが待ち受けています。大西洋を横断し、2025年11月6日にはフォート・ローダーデールから出発するカリブ海シーズンの命名式も控えています。また、2026年夏にはアラスカクルーズに向けて新たな旅が始まります。
新たなエンターテイメントの魅力
「スター・プリンセス」では特にエンターテイメントに力を入れており、新作プロダクション・ショー「メリディアン」と「イルミネート」が提供されます。このショーは、オリジナルの楽曲とアレンジされた楽曲を取り入れ、豪華な船旅を彩ります。
さらに、没入型の体験ができる「スペルバウンド・バイ・マジック・キャッスル」が初登場し、観客を幻想的な世界へ誘います。このプログラムでは、新たに「マジックの黄金時代」をテーマに、名高いマジシャンへの敬意を示しています。
船内の特別な施設とサービス
船内には1,500室以上のバルコニー付き客室があり、プライベートなパノラマビューを楽しめます。「サンクチュアリー・コレクション」では、専用の大人向けプールやレストランも提供されています。さらに、極上のダイニング体験ができる30か所の飲食施設があり、著名シェフとのコラボレーションや質にこだわった料理を楽しめます。
また新プログラム「キャンドルライト・コンサート・シリーズ」では、トップデッキに設置されたガラスドームが、音楽と光のコンサート空間に変身し、視覚と聴覚を楽しませるライブパフォーマンスを展開します。
終わりに
「スター・プリンセス」は、プリンセス・クルーズ社が手掛ける最高峰のクルーズ体験を持つ船として、今後の運航に大いに期待が寄せられています。詳細情報はプリンセス・クルーズの公式サイトで確認でき、船の魅力を存分に味わえる動画や画像も公開されています。美しい景色と共に、特別なひとときをぜひご堪能ください。