新築戸建価格が好調
2025-09-29 13:25:26

首都圏の新築戸建価格が12ヶ月連続で上昇、2025年も期待高まる

2025年8月の首都圏新築戸建価格動向



不動産情報サービスのアットホーム株式会社が実施した調査によると、首都圏における新築戸建の平均価格は4,826万円で、前月比で0.4%の上昇を見せています。驚くべきことに、これは前年同月比で5.9%の上昇を示しており、12ヶ月連続で価格が上昇しています。さらに、8つの主要エリアでは5カ月連続で前年同月を上回る結果になっており、特に東京都下、横浜市、川崎市、埼玉県、千葉県西部の4エリアは、2017年以降の最高価格を更新しています。

調査対象エリアとデータ



調査の対象となったエリアは、東京都(23区および都下)、神奈川県(横浜市・川崎市など)、埼玉県(さいたま市など)、千葉県西部(具体的には柏市や松戸市、流山市など)です。本調査では、アットホームに登録された新築戸建について、それぞれの戸建の「売り希望価格」をもとにした1戸あたりの平均登録価格を算出しています。

首都圏全体のトレンド



首都圏全体としては、2カ月ぶりに上昇に転じた形となっています。先月の調査では横ばい微減でしたが、今回はその流れを断ち切る結果となりました。特に、東京23区に関しては直近4カ月間、上昇と下落を繰り返しているものの、全体的には上昇基調が続いている印象です。記録的な価格の上昇が続く中、エリアごとの前月比データを見ると、神奈川県や千葉県ではわずかながらの減少が見られたものの、いずれも0.5%未満の非常に緩やかなものであり、大きな影響はないと考えられます。

各エリアの動向



特筆すべきは、東京都下や横浜市・川崎市、さらに埼玉県については2017年以降の最高価格を更新している点です。これにより、市場の活性化が図られ、より多くの購入希望者が現れることが予想されます。特に都心からのアクセスが良好なエリアは今後も人気が集まる可能性が高いです。

今後の展望



この価格動向は、今後の不動産市場にどのような影響を与えるのでしょうか?利上げや新型コロナウイルスによる影響など、さまざまな要因が絡み合っている現在の市場において、投資家や購入希望者は慎重に動向を見守る必要があります。しかしながら、買い時を逃すと更なる価格上昇に追いつけなくなる懸念もあるため、早めの決断が求められる状況となっています。

いずれにせよ、2025年に向けて首都圏の新築戸建市場はますます注目されることでしょう。詳細な結果については、こちらのURLからPDFをダウンロードしてご覧ください。


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会社情報

会社名
アットホーム株式会社
住所
東京都大田区西六郷4-34-12
電話番号

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