GMOメディア、趣味なびの株式取得を発表
GMOメディア株式会社は、2024年8月20日開催予定の取締役会において、株式会社趣味なびの株式552株を取得し、75.1%の議決権所有割合を確保することを決議しました。この取得により、GMOメディアは趣味なびを連結企業として、新たなオンライン講座の提供を目指しています。
背景と狙い
GMOメディアは「For your Smile, with Internet.」を企業理念に掲げており、様々な自社開発・自社運営のメディアサービスを展開しています。特に注目されているのは、プログラミング教育に特化した「コエテコ byGMO」であり、コロナ禍を経てオンライン講座の需要が急増していることを受け、容易にオンライン講座が始められる「コエテコカレッジ byGMO」の提供開始にいたりました。
趣味なびの株式取得は、GMOメディアの教育分野での成長戦略の一環であり、趣味や学びに関連した体験と教室を提供するプラットフォームとしての趣味なびとの連携を強化します。趣味なびでは、約4,000名の主催者と19,248件の体験情報を持ち、参加者と主催者のマッチングを行なっています。この強みを活かし、両社のシナジーを創出することを目指しています。
提供予定のサービス
今後、GMOメディアと趣味なびの連携により、ビジネススキルや芸術、フィットネスなどの多岐にわたるオンライン講座が提供される計画です。どちらの企業も、運営で培ったノウハウを共有し、ユーザーにとって利便性の高いサービスを展開することを目指します。また、近接領域における新たなサービスの検討も進めているとのことです。
会社概要
趣味なびは、東京都港区に本社を置き、2017年に設立された企業です。代表取締役の伊東祐輔氏が率いるこの会社は、趣味や体験に特化した情報プラットフォームを提供し、教室や講師の運営支援を行っています。全体的に、趣味なびの参加者向けサービスとGMOメディアの教育サービスの連携は、ユーザーにとって新たな選択肢を提供し、さらに豊かな学習体験を生み出すことにつながるでしょう。
結論
GMOメディアの趣味なび株式取得は、オンライン教育の分野において新たな可能性を開く一歩となります。両社が手を組むことで、より良いサービスが展開されることを期待しています。今後も両社からの新しい情報に注目です。