住友林業のビッグフレーム構法が20周年、特別仕様を発表

住友林業のビッグフレーム構法が20周年

住友林業株式会社が開発した「ビッグフレーム構法（BF構法）」が2025年2月に20周年を迎えます。この特別なマイルストーンを記念して、住友林業は「20TH ANNIVERSARY BF LIMITED EDITION」という特別仕様の住宅を2023年4月26日から展開します。BF構法は、これまでに約9万棟の住宅に採用されてきた実績を持ち、その耐震性や設計の自由度により「住友林業の家」のスタンダードとして多くの人々に支持されています。

特別仕様の魅力

特別仕様の「20TH ANNIVERSARY BF LIMITED EDITION」は、BD構法が誇る強靭な構造を基に、安全性・機能性・快適性を向上させた住宅です。このモデルでは、上質な内装材「PRIME WOOD」を使用して木の魅力を最大限に引き出し、ナチュラルで優雅な空間を実現します。

さらに、オリジナルのキッチン「Germoglio」は、LDK空間に統一感を持たせつつ、豊豊富なカラーと素材を選べることで、デザイン性と機能性を両立します。また、耐候性・耐火性に優れた「PRIME SHIELD WALL」には防汚性の高いトップコートが施され、住まいの美しさを保ちます。

高性能と省エネ仕様

高断熱性を実現するために、「断熱等性能等級6」に準拠した優れた断熱材や窓が採用されています。「360°TRIPLE断熱」を基本としながら、地域に応じたさらなる高断熱性を持たせた住まいが可能です。

また、「GX志向型住宅」にも対応しており、省エネルギー設備の導入を可能にすることで、快適さと経済性を両立しています。環境に配慮した設備を選ぶことで、持続可能な生活も実現できます。

安全への取り組み

最近の社会情勢を受け、住友林業は防犯機能も強化しました。防犯ガラスや防犯カメラ、さらに人感センサー照明といった防犯強化仕様が備わっており、万一の危険から家族を守るための対策が施されています。

BF構法の歴史と将来性

BF構法は、2005年1月に初めて採用され、日本初の木質梁勝ちラーメン構造として特許を取得しました。ビッグコラムや梁、基礎を一体化したこの構法は、地震の多い日本において安全に生活できる住まいを提供しています。住宅の設計自由度が高いことが特徴であり、広々とした大空間を実現可能です。

住友林業グループは、2030年までに「Mission TREEING 2030」を掲げ、木材を利用した持続可能な社会の実現を目指しています。これからもZEHやネットゼロカーボンビル、LCCM住宅の推進を通じて、脱炭素化に貢献していく所存です。今後も日本中の人々に安全で快適な住まいを提供し続けることが期待されます。