結婚式の新常識
2025-02-19 10:53:32

ご祝儀5万円時代到来? ベストバランスの結婚式とは

結婚式の変化に迫る



結婚式というイベントの形が急速に変わりつつある。株式会社ParaLuxが発表した最新の調査結果によると、1.5次会・会費制の披露宴が減少していることが明らかになり、2010年代の結婚式スタイルが過去のものになりつつある。その要因としては、カップルとゲストの両方にとって「コストパフォーマンス」や「タイムパフォーマンス」の悪化があるようだ。

1.5次会と会費制披露宴の実施率の変化



1.5次会の実施率はここ数年で顕著に下がってきた。具体的には、2022年から2024年にかけてカップルの選択が減少し続けており、以下のようなデータが示されている。
  • - 選択したカップルの割合: 2022年は3.74%、2023年は3.31%、2024年には2.65%にまで減少。
  • - 平均会費: 2022年は12,406円から、2024年には15,172円と増加。

このように、1.5次会はコストメリットが乏しくなっている中、会費も上昇している。

披露宴:会費からご祝儀へ



披露宴においても同様のトレンドが見られる。会費制を選ぶカップルが減少し、ご祝儀制に移行している傾向がある。

  • - 会費制の割合: 2022年は8.13%、2024年には5.91%にまで減少。
  • - ご祝儀制の割合: 2022年は91.87%、2024年には94.09%に増加。
  • - 平均会費: 2022年は15,678円から2024年には16,600円へ。

このように、会費制の選択が減っている一方で、ゲストへの負担が大きくなっていることが分かる。これに伴い、全体的な結婚式費用も増加しており、2022年には303.8万円、2024年には343.9万円に達する見込みだ。

ご祝儀額も変化の波



ここで注目すべきは、ご祝儀の金額だ。多くの場合、従来から30,000円とされていますが、その金額は35年以上も変わっていない。このため、物価が上昇するなかで実質的な価値は減少している。このまま行くと、2035年には本来求められるご祝儀額は50,000円に達するとも言われる。

新時代の結婚式に求められること



このような現状は、カップルとゲストの双方にとって結婚式が負担の大きなイベントになっていることを示している。共働きの家庭が増加した現代では、結婚式の準備にかかる手間も多く、時間的・金銭的なコストが重くのしかかっている。実際、ゲストもご祝儀に加え、移動や宿泊、衣装準備などの負担が増え、結婚式への期待値が高まる一方で満足度が下がる傾向にある。

結婚式の新しい形とは?



今後、ウェディング業界全体が変革を求められるのは間違いない。株式会社ParaLuxでは、カップルとゲスト皆が「コスパ」と「タイパ」を意識できる結婚式を提案する必要があると考えている。彼らは「ブラプラウェディング」や「ブラプラWEB招待状」等のサービスを展開し、両者にとっての体験価値を向上させる努力をしている。

新たなサービスの紹介


  • - ブラプラウェディング: フリープランナーを介して自由な結婚式を提案し、持ち込み制限のないオリジナルな式が可能。
  • - ブラプラWEB招待状: スマホで簡単に招待状を送受信でき、手間を大幅に削減。
  • - プラギフ: 簡単に贈れる引出物カードで、未引換分の返金や後払いに対応。ゲストは自由に選んだ商品から体験を豊かにできる。

これらの取り組みが、これからの結婚式に新しい価値をもたらすと期待されている。結婚式のスタイルが変わる中で、参加者全てが満足できる未来のウェディングが楽しみだ。


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会社情報

会社名
株式会社ParaLux
住所
福岡県北九州市小倉北区浅野3-8-1AIMビル6F
電話番号

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