新しい倉庫運用システム「Biz-Logi WES」
SGシステム株式会社(本社:京都市)は、2026年4月より自社設計が可能な新たな倉庫運用管理システム「Biz-Logi WES」の提供を開始します。このシステムは、現在の既存システムの限界を補完し、効率的な倉庫運用を実現する新たなソリューションです。
「Biz-Logi WES」では、ドラッグ&ドロップの直感的な操作が可能で、プログラミングスキルがなくても中堅・中小企業が自社の業務に即した倉庫運用を行うことができます。これにより、運用コストの負担を軽減し、スムーズな導入が可能となっています。さらに、このシステムはローコード開発を採用しており、追加の開発にかかるコストを従来の方法よりも40%以上抑えることができます。
WESの重要性と開発の背景
WES(Warehouse Execution System)は、倉庫内のオペレーションを統合的に管理し、リソースの最適化と業務効率化を図る役割を果たします。近年のEコマース市場の拡大や、労働力不足、さらには物流業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進行する中で、このようなシステムのニーズがますます高まっています。
従来のWESは大企業向けが主流で、中堅・中小企業にとっては導入コストや仕様変更が困難であることが多くの課題となっていました。SGシステムは、こうしたニーズに応え、柔軟性とコスト抑制を兼ね備えた新しいWESを開発しました。これにより、中小企業でも短期間でシステムを導入し、迅速に業務変化に対応できるというメリットが生まれます。
「Biz-Logi WES」の特徴
1.
多様なシステムとの連携: 「Biz-Logi WES」は、WMS(倉庫管理システム)など様々な上位システムと柔軟に連携し、現行のシステム環境を生かした効率的な倉庫運営が可能です。
2.
自由設計の作業バッチ条件: 出荷先や明細数、ロケーションをユーザー自身が簡単に設定できるため、業務の効率化が図れます。この操作性は特に中小企業にとって大きなメリットとなります。
3.
作業フローのパターン登録: 作業の種類や順番をパターン化できるため、各取引先に応じた帳票やデータが自動生成され、業務が標準化されていきます。
4.
カスタマイズ性の高い作業方法: ピッキングや検品などの基本機能だけでなく、帳票やコードなどのUIが自由にカスタマイズできるため、現場に応じた運用が実現します。
今後の展開
「Biz-Logi WES」は、2027年度までにSaaS型でも提供される予定です。また、ローコード開発基盤を活用して、ユーザーが独自の機能を設計できるサービスの展開も進めていきます。加えて、2025年11月からデジタルツインを用いた物流コンサルティングが始まります。当システムと連携し、実運用につなげることで、デジタルと現実を融合した高度な倉庫運用が実現される計画です。
SGシステムは今後も中堅・中小企業のニーズに沿ったソリューションを開発し、企業の成長を支えるサポートを継続していく方針です。物流業界のデジタルトランスフォーメーションを進めることで、効率的な運営が行われる未来を目指します。