お金の役割を学ぶ「GIVING for FUTURE」
2026年4月24日、長野県佐久市に位置する平根小学校で、ソニー銀行主催の金融教育プログラム「GIVING for FUTURE」が実施されました。このプログラムは、同校の6年生26人を対象に、お金の役割やクラウドファンディングについての理解を深めることを目的としています。
平根小学校の生徒たちは、「未来につながる桜プロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトは、長年地域に愛されてきた130年以上の歴史を持つ桜の木が倒れてしまったことに起因しており、倒れた桜を活用した製品づくりや学校の看板作成を通じ、地域の人々に喜んでもらいたいという思いが込められています。プロジェクトは、地域との結束を強め、活性化することも目指しています。
この取り組みのきっかけとなったのは、ソニー銀行の2025年10月に発表された「家庭での金融教育に関する調査」によるものです。この調査では、家庭での金融教育が不足しているとの声が多く寄せられました。これを受けて、ソニー銀行は分かりやすい形で金融教育を提供しようと、平根小学校や佐久市教育委員会と連携してこのプログラムを開始しました。
授業の冒頭では、若者の自立を支援する団体「Co-Work-A」の代表である田中成幸氏が、お金の基本的な役割「使う・貯める・増やす・あげる」について講義を行いました。这らのテーマが、子どもたちがこれからの未来を生きる上でどう役立つかを深く考えてもらうことが狙いです。さらに、クラウドファンディングについては、ソニー銀行の担当から説明があり、参加者たちは桜の木への思いを共有するためのグループワークを行いました。
生徒たちからは「桜の木は私たち学校のシンボルだった」といった意見や、倒れてしまったことに対する悲しみの声が挙がりました。最後に、クラウドファンディング事業者である株式会社ナカムラの専務取締役・中村慎吾氏が、「クラウドファンディングに挑戦した先輩」として励ましのメッセージを届けてくれました。
今後、平根小学校の6年生は2026年6月1日より、「GIVING for FUTURE」特設サイトを通じて、地域の人々から資金を集めるための寄付型クラウドファンディングを開始します。この告知はまた別途行われる予定です。
ソニー銀行では、サステナビリティを掲げた目標の一つとして、金融教育を通じて地域社会に貢献することを目指しています。平根小学校のこのプロジェクトは、子どもたちが地域に愛着を持ち、自身の成長を実感するための貴重な経験となることでしょう。ソニー銀行は、寄付を募るためのウェブサイトの制作支援や決済手数料の負担を通じて、この取り組みを全面的にサポートしていきます。
また、ソニーフィナンシャルグループは、「森林(もり)の里親」協定を通じて、地域の環境保全活動や交流にも取り組み・持続可能な社会を目指しています。今後、このような活動を通じて、より多くの子どもたちが金融教育に触れ、地域と連携を深める機会が増えることを期待しています。