ぐるなび、2026年度第1四半期決算を発表
株式会社ぐるなびは、2026年度の第1四半期決算を発表し、前年同期比で全ての事業区分において増収を記録しました。特に、主力のストック型サービスは、前年同期比で10.1%という二桁成長を達成し、期待を上回る結果となりました。
営業体制の強化と業績向上
同社の売上高は33億7,800万円に達し、前年同期比で9.6%の増加を記録。この成長は、加盟店舗数の拡大を目的とした「営業体制の強化」が進捗したことによるもので、コスト管理や業務効率化の取り組みも功を奏し、営業損益は1,200万円の損失と、想定を大幅に下回る結果となりました。2026年度の通期業績予想は、売上高151億円、営業損失▲8億3,000万円を見込んでいます。
中期経営計画の実行
2026年5月に発表された「中期経営計画2028」では、飲食店が「外食の楽しさ」を消費者に届け続けられるよう、持続可能な経営モデルへの転換支援が強調されています。従来のメディア事業からB2Bビジネスへのシフトを図る中で、特に加盟店舗数の拡大に注力しています。この計画の初年度には、フィールドセールスの採用を完了し、今後もインサイドセールスの採用を進めることで、B2Bビジネス強化に努めます。
AI検索対策の新サービス
さらに、飲食業界の人手不足を解決するべく、「B. エージェント事業の確立」を目指し、AIを活用した新サービスも開始しました。このサービスにより、飲食店の公式情報が「楽天ぐるなび」から自動的に他のメディアと同期されることで、検索 rankings の向上や、AIにおけるレコメンドの最適化が図られます。これにより、店舗情報の一元管理が容易になり、業務の効率化が進むと期待されています。
将来の展望
2026年度の中期経営計画では、日本全国での店舗数拡大を目指し、Jカーブ成長に向けた集中的な投資を行います。この施策により一時的な赤字が見込まれますが、これを成長の起爆剤として捉え、2028年度には189億円の売上高、13億円の営業利益を目指す方針です。また、ROEやROICの向上を図り、最終年度には株主への配当再開も視野に入れています。
「“真の”飲食店のサポーター」を自負するぐるなびは、今後も飲食業界の成長に寄与するための取り組みを続けていくことでしょう。これからの展開に期待が高まります。