住宅デバイス共創機構が新たな実装手引書をリリース

住宅デバイス共創機構の新手引書について

このたび、住宅デバイス共創機構設立準備室から「住宅デバイス実装手引書単機能型ドローンポートエレベーター編 2024年12月版」が発表されました。この手引書は、現在進行中のプレガイドラインの一環として、住宅デバイスであるドローンポートエレベーターに関する実装要件を詳しく解説しています。

新手引書公開の背景

住宅におけるデバイスの導入が進む中、実際に住宅を設計する際には、どこにデバイスを設置するのが適切か、また、そのために必要な空間はどのくらいかといった情報が重要です。これらの詳細情報を提供するための手引書が求められていました。

状況を踏まえ、住宅デバイス共創機構設立準備室は、この手引書を提供することにより、より多くの方がデバイス導入の検討を行えるよう支援します。手引書は今後も随時更新され、新しい情報が加わっていく予定です。

ドローンポートエレベーターとは

今回の手引書では、ドローンポートエレベーターの中でも、ロボット床下収納との連携がない単機能型の実装要件に特化しています。これは宅配に迅速性を求める現在の需要に応じた仕様です。今後、ロボット床下収納との連携に関する手引書も別途作成される予定です。

手引書の構成

本手引書は以下の章で構成されています。

- 第1章：本手引書について
- 第2章：実装要件

各デバイスの具体的な実装要件を説明し、12月版ではドローンポートエレベーターの標準設計の説明が追加されました。今後、他の設計方法に関する情報も充実させていく予定です。

- 第3章：用語

手引書内で使用される専門用語の説明が含まれています。

単機能型ドローンポートエレベーターの設計概念

手引書は、室内から見たエレベーター設計の概要図を含み、具体的なイメージを持てるよう工夫されています。これにより、ユーザーや設計者が実際の導入をイメージしやすくなっています。

ダウンロード情報

「住宅デバイス実装手引書単機能型ドローンポートエレベーター編」はオンラインでのダウンロードが可能です。興味のある方は以下のリンクからアクセスしてください。
住宅デバイス実装手引書単機能型ドローンポートエレベーター編PDF

住宅デバイス共創機構について

住宅デバイス共創機構設立準備室は、山梨県笛吹市に所在し、多様な住宅デバイスの普及と実装に努めています。今後も新たな手引書やガイドラインを通じ、住宅デバイスの有効活用を促進していく予定です。

詳しい情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。
ウェブサイト： https://www.rdcc-pre.org
問い合わせ：[email protected]