ロンドン・ビジネス・スクールがNeatを採用し研修環境を革新
ビデオ会議技術が進化する中で、世界のビジネス教育界に注目すべきニュースが届きました。2025年7月31日、オスロに本社を置くNeatframe株式会社(Neat)は、ロンドン・ビジネス・スクール(LBS)が同社のビデオ会議デバイスおよびリモート管理プラットフォーム「Neat Pulse」を採用した設置を発表しました。この導入は、会議室や研修スペースでのユーザー体験を統一・向上させ、遠隔管理の効率化をもたらすことが期待されています。
Neat導入前の課題
LBSにおいては、複数のセミナールームや会議室に雑多なAV機器が存在し、ユーザーは以下のような課題に直面していました。
- - 毎回異なるユーザーインターフェイスや接続方法によって混乱を招く
- - トラブルが生じた際には現地での対応が求められ、サポートチームに過度な負担がかかる
- - 老朽化した機器が統一感を欠き、施設全体の価値を低下させる
このような課題に対処するため、LBSは新しいソリューションを模索していました。
Neatが選ばれた理由
最終的にLBSがNeatを採用した理由は、シンプルな操作性と美しいデザイン、さらに高度な拡張性にあります。LBSは複数のソリューションを比較し、デザイン性や運用効率、今後の拡張可能性を含む評価基準において、Neatが最も高く評価されました。具体的には、以下の導入が行われました。
- - Neat Bar Gen 2およびNeat Padを会議室に標準装備
- - コラボレーションスペースにはNeat Board 50を導入し、学習空間の自由度を向上
- - 大規模会議室にはNeat Bar ProとNeat Centerを組み合わせ、自然な映像・音声体験を提供
「Neatの製品は実に美しくシンプルです。特に新しく改装した空間によく調和しています」と、LBSのサービスマネジメント部門ディレクターであるブリオニー・バーラム氏が語っています。
導入効果
Neatデバイスを導入した結果、LBSは次のような改善を実現しました。
- - シンプルなユーザーインターフェイスを介して、各部屋での会議の開始がスムーズになりました。
- - BYOD(Bring Your Own Device)方式により、様々なビデオプラットフォームに対応が可能になりました。
- - 映像・音声の品質が向上し、会議の没入感と生産性が改善されました。
- - Neat PulseとUtelogyの連携により、障害時には自動復旧が可能となり、サポートチームの負担軽減に大きく寄与しています。
LBSのAVサポートマネージャーであるユアン・ボズウェル氏は、「以前はトラブル発生時に現地に行かなければならなかったが、今ではどこからでも対応が可能で、サポートチームの負担が大幅に減りました」とコメントしています。
未来を見据えるNeat
さらに、LBSはNeatのアプリ連携機能を活用し、今後の取り組みとして以下の計画を立てています。
- - 来訪者管理の効率化や、サイネージ表示による情報発信
- - ホワイトボードを活用したオンライン共同作業の推進
- - 教育・運用ニーズに応じたアプリの柔軟な導入
Neatについて
Neatframe Ltd.は2019年に設立されたノルウェーの技術企業で、特に現代の会議スペースに対応した先進的なビデオ会議デバイスの開発を行っています。日本法人も設立されるなど、様々な業種において採用が進んでいます。詳細は
こちらをご覧ください。