サステナブルな生き方を探求する新刊『カワズ第１号』が発売

新しい時代への提案: 『カワズ第１号』の発刊

本日、サステナブルな生き方やコミュニティに焦点を当てた書籍『カワズ第１号』が刊行されました。この本は、従来の資本主義の枠組みを超え、新たなマインドセットを持ったライフスタイルを提案しています。近年、サステナビリティやSDGsというワードが広く語られるようになった中で、多くの人々がその実践に取り組む時代になりました。しかし本書では、まだどこか従来の考え方にとどまっている部分があるのではないかという疑問を投げかけています。その解決策として提示されているのが「思考のサードプレイス」。

本の内容について

『カワズ第１号』では、「本が紡ぎ出す繋がり」というテーマで、個性的なブックカフェや本屋を取材しました。どの店舗も地域の人々や訪れる客たちとの新たな交流を生み出しており、心温まる物語が詰まっています。以下は特集された店舗の紹介です：

- サインカフェVery Youの廣田かおりさんは、「自分も相手も、その人らしさを受け入れて繋がっていくこと」の重要性を語ります。
- kamebooksの吉田重治さんは、「結果」としての繋がりを大切にする本屋のあり方について語りました。
- Book & Garden 里葉坂下の睦子さんは、カフェという場の新しい活用法を提案。
- 洋館で読書・会の布施彩子さんは、敢えて繋がらないという新しい繋がりの形を模索しています。
- まちライブラリー＠くにたちダイヤ街の林大樹先生は、商店街と若者たちとの繋がりを強化する取り組みを紹介しました。

本書ではまた、コミュニティ運営を長く続けるための秘訣についても専門家によるインタビューが掲載されています。永沢映さんは、コミュニティビジネスの観点から実践的なアドバイスを提供し、地域課題解決に向けたサポートを行います。

更に、埼玉県飯能市で地域通貨「Hello, Again コイン」を運営している株式会社シンカの田中裕也さんによるワークショップ体験記も収録されており、地域の取り組みについての実践的な事例が紹介されています。