インテックがログ管理を進化させる
TISインテックグループに属する株式会社インテックは、企業向け統合ログ管理ソフトウェア「LogRevi」に新たにAIログ定義自動化機能を追加することを発表しました。この機能は、生成AIを用いて従来のログ定義作業を効率化し、最大で90%の工数を削減することを可能にします。ログ定義とは、ログファイルの構造や各項目の意味を事前に定義するプロセスであり、これにより企業はログデータをより効果的に活用できるようになります。企業にとって、そんなログの管理は、情報セキュリティの観点からも非常に重要です。
なぜAIによる自動化が重要なのか
近年、ランサムウェアの脅威やさまざまなサイバー攻撃が急増しており、企業の情報セキュリティ対策が一段と重要になっています。特に、PC操作ログやサーバアクセスログ、クラウドサービスログなど、多様なシステムやサービスからのログを適切に管理・活用することが求められています。ここでインテックが提供する「LogRevi」は、こうしたニーズに応えるために開発されました。
AIログ定義自動化機能とは
新たに追加されたAIログ定義自動化機能は、従来、専門的な知識を有する担当者が行っていたログ定義作業を大幅に簡略化します。AIはログの項目を自動で分類し、必要な属性を設定するため、ユーザーはわずか数クリックでログ定義を完成させることができます。これまで最大で10分の1の時間で作業が完了するため、担当者の負担を軽減し、品質を安定させる効果もあります。
機能の具体的なメリット
1.
作業の自動化
AIにより、ログ定義作業が自動化され、工数が劇的に削減されることで、時間を有効活用できます。
2.
設定ミスの抑制
AIが属性を自動でマッピングするため、人為的なミスが減少し、全体の安定した品質を実現します。
3.
横断検索の簡素化
既存のログ定義を活用し、異なる項目名を自動で統一することで、検索がより連携しやすくなります。
今後の展望
インテックは、2026年6月2日にIT運用担当者向けのオンラインウェビナーを開催し、ログ管理業務のさらなる効率化と活用促進を図ります。参加は無料で、事前の申し込みが必要です。これにより、企業におけるログ管理の労力を削減すると同時に、より高度なログの活用方法を共有していく予定です。
このように「LogRevi」は、企業が抱えるログ管理の課題を解消するための強力なツールになるでしょう。今後もインテックは、ログ管理ソフトウェアの機能強化を進め、企業のセキュリティ対策を後押ししていくとしています。