高杉'Jay'二郎が初のエッセイ『すべての中心は犬だった』を発表
日本のエンターテインメント界で幅広く活躍する高杉'Jay'二郎さんが、初のエッセイ『すべての中心は犬だった』を12月17日に小学館から発売しました。高杉さんはスポーツDJ、ラジオDJ、声優、俳優、さらには落語家としても知られており、彼の多才なキャリアがこのエッセイにも色濃く反映されています。
愛犬オーサとの出会い
このエッセイは、高杉さんが愛犬オーサに出会い、彼の存在がいかに彼の人生を変えたかを綴った物語です。ある日、高杉さんは離婚を経験し、心が落ち込む毎日を送っていました。しかし、そんな彼の元にオーサという未熟児で生まれた一匹の犬がやってきました。オーサとの出会いが彼の生活と心を一変させるきっかけになったのです。
オーサとの日々
日々の散歩や公園でのドッグラン、さらには時には思いがけない出来事(うんちを蹴り飛ばされたりもした)を通じて、高杉さんはオーサとの絆を深めていきました。オーサがいることで彼の日常が徐々に充実し、人生の楽しみを再発見していく様子が描かれています。
別れと再生
しかし、楽しい日々の中にも試練が待ち受けていました。オーサは次第に病気を抱えるようになり、高杉さんは愛犬を見守る苦悩に直面します。この部分では、愛と別れ、そして再生の重要性が強調され、読者に深く響くメッセージを伝えています。
装画と漫画パート
このエッセイを彩る装画と漫画パートは、芸人・漫画家の矢部太郎さんが担当しています。矢部さんは自身の漫画『大家さんと僕』で名を馳せ、手塚治虫文化賞短編賞も受賞した実力派です。彼の描くイラストは高杉さんの文章に鮮やかな彩りを添え、オーサ目線のパートでは読者がわんこから見た世界を楽しむことができます。
読者へのメッセージ
高杉さんは、エッセイを通じて「生きるということは出会いと別れの繰り返しであり、その中で特別な存在との関係がどれほど人生を豊かにしてくれるか」を伝えたいと述べています。愛犬との生活がどのように彼を変えたのか、その深い思いをぜひ独自の視点で体験してほしいと語っています。
著者プロフィール
高杉'Jay'二郎(たかすぎ・じぇい・じろう)
彼はスポーツDJ、ラジオDJ、声優、ナレーターとして広く知られています。TOKYO2020オリンピックでは実況MCとしても活躍し、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』シリーズでは人気キャラクターを演じています。さらに、山梨県のイメージアップ活動やボランティア活動も行っています。
矢部太郎(やべ・たろう)
芸人であり漫画家の矢部真太郎さんは1997年に「カラテカ」を結成し、幅広くメディアに出演しています。彼の描く作品は多くの読者の心をつかんでおり、特に『大家さんと僕』はミリオンセラーとなっています。
作品情報
『すべての中心は犬(きみ)だった』は、定価1,870円(税込)で、208ページの四六判の並製書籍です。2025年12月17日より発売され、小学館から提供されています。書籍の詳細は
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