永井博版画展「Beyond the Horizon」を覗く旅
福岡三越4階のアートステーションプラスバイA.P.J.では、著名なアーティスト永井博氏の版画展がただいま開催中です。この展覧会は、2025年に新作版画が登場することもあり、アートファンにとって見逃せないイベントとなっています。展覧会のテーマは『Beyond the Horizon』。澄み渡る青空と輝く水平線を描いた作品からは、未来への期待や冒険心を感じ取ることができます。
新たな作品との出会い
この版画展では、代表作である「Citrus in a city(455×380mm)」と「Coral Horizon(480×560mm)」が直筆サイン入りで販売されており、どちらも価格は148,500円(税込)。これらの作品は、永井氏の独自のトロピカルスタイルが色鮮やかに表現されています。特に、彼の作品には80年代を思い起こさせる懐かしさとともに、現代の感覚が融合してるため、様々な世代の方々に親しまれています。
版画の背景にあるアーティストの人生
永井博氏は1947年に徳島市で生まれ、アメリカでの滞在中に受けた影響を元に、独自な夏の風景を描く作品で知られています。グラフィックデザイナーを経て、1976年からイラストレーターとして本格的に活動を開始し、数々のレコードジャケットや広告においてその鮮やかなイラストを採用されてきました。特に、大滝詠一氏の名盤「A LONG VACATION」やサザンオールスターズの作品のジャケットデザインでその名を広め、多くのファンに愛されています。
限定特典の魅力
今回の版画展では、作品を購入したお客さま全員にオリジナルのカスタムピックをプレゼントするなど、体験をより特別なものにするための特典も用意されています。具体的には、ジクレー版画を購入された方にはレコードスリーブ仕様のカードも贈呈され、さらに額装されたジクレー版画をお買い上げの方にはオリジナルのレインボーピックとカードがもらえます。アートを楽しむだけでなく、思い出にもなる特権を手に入れるチャンスです。
今後の展望
2025年には新たに7つの絵柄が追加される予定で、ますます期待が高まるこの版画展。新しい仕様のエアアクリル額装も導入され、永井博氏の世界観がより引き立つデザインにも注目が集まります。トロピカルでモダンな要素が織り交ぜられた作品群は、訪れる人々を魅了してやまないでしょう。
結びに
アートに興味がある方は、ぜひ福岡三越まで足を運んでみてください。永井博氏の作品が持つ独特の雰囲気は、心に響く体験をしてくれることでしょう。新たな冒険の始まりを感じることができるこの展覧会をお見逃しなく!
展示会は6月11日から18日まで開催されています。詳しい情報は、アートプリントジャパンの公式サイトやInstagramでご確認ください。
アートと音楽の融合を楽しむ絶好の機会に、友人や家族とともに訪れてみるのはいかがでしょうか?