災害時協力協定
2025-02-28 11:04:21

朝日放送テレビとCarstayが災害時協力の包括連携協定を結成

朝日放送テレビとCarstayの連携協定



朝日放送テレビ株式会社(本社:大阪)の取材拠点として、Carstay株式会社(本社:横浜)が提供するキャンピングカーの活用が進むことになりました。これにより、大地震などの災害時におけるメディアの取材活動をよりスムーズに行うための包括連携協定が結ばれたことが発表されました。

協定の背景と目的


災害発生時においては、情報の迅速な伝達が求められますが、特に地方では宿泊施設が不足していることが問題となっています。宿泊施設が少ない上に、災害後の優先順位が被災者にあるため、メディアの取材拠点を確保することが難しくなります。このような背景から、Carstayのキャンピングカーが「動くオフィス」や「動くホテル」としての役割を果たすことが期待されています。

具体的な協定内容


協定において、Carstayは報道活動を支援するため、朝日放送テレビからの要請に応じてキャンピングカーを迅速に手配します。平常時には、防災訓練におけるキャンピングカーの貸出や運営サポートが行われ、災害時の取材を円滑に進めるための準備が進められます。また、朝日放送テレビは、自己の敷地内にキャンピングカーを配備し、定期的にその運用訓練を行うことで、実際の災害時に役立てる体制を構築しています。

今年2月には運用訓練が行われ、約50人の記者やスタッフがキャンピングカー内で作業を行い、実際に使用する機会を得ました。この訓練を通じて、電源の重要性や内部設備の操作方法など、多くの実践的な知識が共有されました。次回の訓練は2025年夏を予定しており、さらなる実践的訓練が行われる予定です。

Carstayのこれまでの活動


Carstayは、過去にも何度か災害時にキャンピングカーを提供してきた実績があります。特に令和6年に発生した能登半島地震では、30台以上のキャンピングカーを被災地に配車し、動く宿泊施設やオフィスとして利用されるストックが蓄えられています。現在では、業界最大規模の500台以上のキャンピングカーが登録されており、非常時に役立つ「ライフライン」としての役割が期待されています。

災害に備える準備


南海トラフ地震を含む、今後起こりうる災害への備えとして、Carstayはキャンピングカーの増加を目指しています。また、災害発生時には現場からの要請に応じて、寝袋や発電機などの支援物資も積み込まれ、現地対応をより一層強化しています。

結論


この包括連携協定は、朝日放送テレビとCarstayの共同作業によって、災害時の報道活動をより効果的に行うための重要なステップとなります。両社の協力によって、情報の伝達やメディア活動が強化され、被災地の復興に資することが期待されています。


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会社情報

会社名
Carstay株式会社
住所
神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-6-15 サクラビル502号室
電話番号
050-6865-4282

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