魅力的なイラストで綴る鉄道の歴史
2025年11月13日に、イカロス出版から新たにリリースされる『電車の顔図鑑1JR線の鉄道車両』。この書籍は、鉄道ファンの間で広く愛されてきたpopularシリーズの第1巻がリニューアルされたもの。著者は鉄道精密イラストの第一人者、江口明男氏です。
誕生の背景
『電車の顔図鑑』シリーズは、2017年に第1巻が初めて刊行されて以来、全6巻にわたり多くの読者を魅了してきました。この度のリニューアル版では、このシリーズの中でも特に人気の高かった第1巻が対象となっています。特に注目すべきは、過去のバージョンでは扱われていなかった引退した車両が再び登場する点です。この変更により、より充実した鉄道の歴史を網羅した内容となっています。
さらにパワーアップした内容
今回の新刊は、これまでのリリースと同様にJRの現役車両を中心に取り組んできましたが、2017年以降に連れた車両の引退を受けて、過去に人気を誇った車両も巻き戻して再掲載しています。特にJR初期に登場した車両の存在を無視することはできず、多くの読者から寄せられた要望を受けて、これらの車両をあえて再掲載することで、本書のページ数もボリュームアップされました。
誰でも楽しめる内容
鉄道が好きな方はもちろん、鉄道に興味を持ち始めたばかりの方や、車両の見分け方を知りたい初心者にもぴったりな一冊です。また、鉄道模型を楽しむ方や、未来の鉄道マニアである子どもたちにとっても、大いに楽しめる図鑑となっています。特にお子様と一緒に楽しむことで、鉄道の魅力をより身近に感じる機会が増えることでしょう。
図鑑の内容に迫る
書籍の構成は非常に丁寧で、多岐にわたる車両が網羅されています。内容は以下のように章立てされています。
- - 第1章:新幹線
- - 第2章:特急形電車
- - 第3章:近郊形電車
- - 第4章:通勤形・一般形電車
- - 第5章:特急形気動車
- - 第6章:一般形気動車
- - 第7章:機関車・客車
さらに、最新のE131系800番代などの描き下ろしイラストが新たに掲載されており、現役車両の情報も見逃せません。過去の名車たちも復活し、国鉄型車両の解説ページも併せて収録されているため、鉄道の歴史を深く学ぶことができます。
結び
リニューアルされた『電車の顔図鑑1JR線の鉄道車両』は、かつての名車を再び味わえる貴重な一冊です。価格は2,200円で、176ページにわたって鉄道の魅力が詰まっています。ぜひ手にとって、鉄道の「顔」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
書誌情報
- - シリーズ名:旅鉄 BOOKS PLUS
- - 著者:江口明男
- - 発売日:2025年11月13日
- - 仕様:A5判 / 176ページ
- - 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
- - ISBN:978-4-8022-1680-7
詳しくは
イカロス出版の書籍情報ページをチェックしてください。