健康データ学科新設
2025-08-29 19:52:58

新潟医療福祉大学、健康データサイエンス学科を2026年に開設へ

新潟医療福祉大学、健康データサイエンス学科を2026年開設



新潟医療福祉大学は、2026年4月に新設される健康データサイエンス学科の設置を正式に発表しました。これは2025年8月29日に文部科学省からの認可を受けたもので、この学科は医療情報経営学部の一部として導入されます。新たに設置されるこの学科では、データサイエンティストに求められる基礎スキルを身につけ、医療や福祉、さらにはスポーツ分野における健康データの分析や活用を行うことを目指しています。

学科の概要と特色


健康データサイエンス学科では、入学定員を45名とし、学生が取得できる資格には、基本情報技術者試験や情報セキュリティマネジメント試験、データサイエンティスト検定等が含まれています。これは、ヘルスケア業界や製薬関連、医療機器メーカー、さらには金融機関やIT企業など、幅広い分野での就職を後押しするためのものです。

この学科の大きな特徴は、データサイエンス力とデータエンジニアリング力を基盤に、人々の健康を支える専門知識を習得することです。具体的には、医療のビッグデータを活用した解決策や、福祉分野におけるヘルスデータの分析、スポーツ領域での実践的なデータの活用方法を学びます。特にスポーツ分野では、プロチームや強化指定クラブとの連携があり、勝敗分析だけでなく、選手のパフォーマンス向上に寄与するデータ分析技術も習得します。

カリキュラムの充実


1・2年次では、データサイエンティストに必要な基盤スキルを徹底的に養成し、3・4年次では、関心のある分野を深く掘り下げて学ぶことができます。これにより、学生はデータを正確に分析し、活用する力を兼ね備え、未来の健康社会をデザインする能力を養います。これらの教育を通じて、専門性が求められる現代社会において必要不可欠な人材の育成を行います。

入試情報とイベント


新潟医療福祉大学では、9月13日から総合型選抜の出願受付を開始します。これに先駆け、同大学では9月4日に「健康データサイエンス学科説明会ライブ」を開催し、全国どこからでも参加可能な形で学科の特色や入試情報を紹介します。また、9月13日には特別イベントを予定しており、実際のデータ活用事例に基づく講演も行います。これらの取り組みは、興味を持つ高校生や保護者にとって大変有意義な機会となるでしょう。

総合的な学びの環境


新潟医療福祉大学は、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITなど多様な専門分野を持つ医療系総合大学です。この大学の特長は、実践的な「チーム医療」を学ぶ機会が豊富にあることです。また、全国トップクラスの国家試験合格率や高い就職実績を誇り、学生のキャリア支援体制が整っていることも、この大学の魅力の一つです。

新潟医療福祉大学は、地域に根ざしつつ、学生が多彩な分野で活躍するための素地を提供し、医療や福祉の分野に関心のある学生にとって、大変注目を集める教育機関となっています。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社NSGホールディングス
住所
新潟県新潟市中央区古町通2-495 
電話番号
025-364-7011

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