デジタルハリウッド大学大学院の新任教員座談会
2025年度から新たに加わる教員たちの座談会が、デジタルハリウッド大学大学院のウェブサイトで公開されました。このイベントは、日本初の株式会社による専門職大学院として、デジタル分野における教育を新たに進化させる一環として行われました。
参加する新任教員たち
今回の座談会には、安藤幸央特任教授、金築浩史特任准教授、吉田知史特任准教授が参加しました。各教員の専門分野や今後の教育方針についての意見が展開され、彼らの視点から見える未来のデジタル教育についての貴重な情報が提供されました。
安藤幸央特任教授
安藤教授は、エマージングテクノロジーについて教える予定です。彼は、科学、工学、アート、デザインの4要素を融合させた教育を提唱しており、最新技術をサービスやアプリに活かすための方法を学生たちに伝えたいと考えています。北海道出身で、UXデザインとコンピュータグラフィックスの専門の彼は、多くの著書を持つほか、スタートアップ企業のメンターも務めています。
金築浩史特任准教授
金築准教授は、「メディアアート特論」を担当します。彼は、アーケードゲーム世代であり、メディアアートの展覧会において豊富な経験を持っています。これまでの作品に対してのアプローチを学生たちに伝え、進化を許容する考え方を教えたいと語っています。
吉田知史特任准教授
吉田准教授は、ファブテックラボという新しい形のプロジェクトを導入する予定です。彼は、テクノロジーとものづくりの関係を深堀り、学生たちに新しい技術との接し方を考えさせることを目指しています。アート作品に電子工作を取り入れ、創造的なワークショップも多く開催しています。
研究科長の木原民雄
木原研究科長は、メディアデザインの研究者であり、メディアアートに関する豊かな経験を積んできました。東京大学大学院で博士号を取得し、数多くの展示や企画に関わっています。彼の指導のもと、大学院生たちは新しいアイデアを形にするスキルを身に付け、不安定な社会に対応できる力を育むことが期待されます。
デジタルハリウッド大学大学院の特徴
デジタルハリウッド大学大学院は、2004年に設立された日本初の株式会社立専門職大学院です。4つの学問分野を融合し、社会に変革をもたらすリーダーを育成するためのカリキュラムを提供しています。特に、スタートアップ支援に力を入れ、全国で多くの起業家を輩出しています。また、デジタルコミュニケーションや産学協同研究にも積極的に取り組んでいます。
今回の座談会を通じて、学生たちは新任の教員たちから直接学ぶ機会が得られ、未来のデジタル分野での活躍に向けたインスピレーションを感じることができるでしょう。
詳しくはデジタルハリウッド大学大学院の公式ウェブサイトをご覧ください。
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