新団体『食べるを考える登山部』が目指す未来
本記事では、国内最大級の摂食嚥下リハビリテーション学会に向けて結成された新団体『食べるを考える登山部』の活動について探ります。この団体は、治療食・介護食の卸販売を手掛ける三嶋商事株式会社を中心に、5つの企業が熱い思いを共にして立ち上げたものです。
背景と目的
『食べるを考える登山部』の設立は、医療現場における食事選択肢の少なさや流通の壁に対する問題意識から生まれました。多くの作り手が情熱をもって作った治療食や介護食が、流通の制約から必要とされている方々に届かないという現状があります。これを打破するために、ライバル企業同士が手を取り合い、共に前進する姿勢を体現しました。
共通の理念
この新団体が掲げる理念は、「誰もが安心しておいしく食べられる食環境の創造」です。病気や障がいの有無にかかわらず、すべての人に価値ある商品を届けることで、「みんながハピネス」と感じられる社会を目指しています。利益を超えたこの思いが、企業の垣根を超えて結束を生み出しています。
学会での出展内容
2026年9月11日から13日にかけて、神戸で開催される「第32回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会」において、共同出展が行われます。ここでは、各企業から厳選された製品が展示され、医療・介護従事者に対して新しい食事提案が行われます。
主な出展商品
- うれし涙のおかいさん:酒米の王様・山田錦を使った粉末おかゆ。
- れんとゼリー:奄美黒糖焼酎を使った甘さ控えめで、ツルっととろける美味しさのゼリー。
- カメルカ:食物の硬さを簡易に測定するための器具。
- - (株)アレナビオ:ちそうごはん、みんなのおはぎなど、多様な料理がラインアップ。
- - (株)セブンアールコンフェクショナリー:チョコレート菓子の展示。
- - 東京ひよこ:ひよ子のポタージュプリンなどのスイーツ。
おわりに
三嶋商事株式会社は、この学会を新たなスタート地点として、今後も理念を共有する企業との連携を深め、食を通じたさまざまな課題解決に取り組んでいきます。医療・介護現場とメーカーの架け橋となり、すべての人に「食べる幸せ」を提供することを目指します。この新たな挑戦が、どのように医療現場を変えていくのか、注目が高まります。