新チャペル「Celebration Hall -The GARDEN-」が生涯式場を再定義

新チャペル「Celebration Hall -The GARDEN-」誕生の背景と意義

2025年のグランドオープンに向け、八芳園が進めるリブランディングプロジェクトの一環として、新たに「Celebration Hall -The GARDEN-」という名のチャペルが設立されました。このチャペルは、結婚式という人生の始まりにおける誓いの場から、さまざまなライフイベントを祝福する“祝いの場”へとその役割を拡大しています。

1. 新たな「祝いの場」とは何か？

この新チャペルの開設は、八芳園が提唱する「生涯式場」というコンセプトに根ざしています。結婚式だけでなく、結婚記念日や子どもの誕生日、さらに長い年月を経ての銀婚式・金婚式等、人生の主要な出来事を祝うための場所として設計されています。これにより、訪れる人々が大切な瞬間をこの場所で新たに迎えられるようになるのです。

2. こだわりのデザイン

「Celebration Hall」は、日本庭園を彷彿とさせるデザインが施されています。チャペル内には水盤が設置され、その水は庭園を巡る水源としての意味も持つ美しいものです。光が水面に反射する様子は、柔らかく優しい祝福を感じさせ、入る者に穏やかな気持ちをもたらします。また、設計には山﨑健太郎氏が担当しており、彼による丁寧な職人技が随所に見られます。

職人技による空間作り

ホールの床には職人が手間暇かけて仕上げた大理石が敷かれ、流線形の屋根には高難度の技術が求められました。内装の壁には木肌を模した模様が施され、まるで自然との調和を体現しているかのようです。これにより、「Celebration Hall」は単なる結婚式の会場を超えた、特別な意味を持つ場所へと進化しています。

3. 庭との一体感

「Celebration Hall」は、八芳園の400年続く日本庭園の一部として存在感を持つように設計されています。庭園との境界を限りなく低くし、まるで昔からそこにあったかのように見えることが重要視されました。新しいチャペルは、時間を超越し、これから先も変わらず人々の心を打つ存在であり続けるための挑戦であると言えるでしょう。

4. 八芳園の未来

八芳園では、チャペルの誕生を皮切りに、これからも「生涯式場」としての役割を重視し、さらなるサービスと施設の充実を図ります。結婚式の後、訪れる場所としての八芳園が、これからも人々の心に残る特別な瞬間を創り出すことを目指しています。

結論

「Celebration Hall -The GARDEN-」は、結婚式の利用に留まらず、人生のさまざまな祝いの場所として変貌を遂げます。この新しいチャペルは、八芳園に訪れるすべての人々に、永続的な記憶と幸福をもたらすことを目的としています。これからも多くの良き思い出を刻む場として、多くの人々に愛されることでしょう。