エミリア・ロマーニャ州がFOODEX JAPAN 2026に初出展
2026年3月10日から13日まで東京ビッグサイトで開催されるアジア最大級の国際食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2026」で、イタリアのエミリア・ロマーニャ州が初めて独自のブースを設けて参加します。この出展は、エミリア・ロマーニャ州の農産食品を日本に広める重要な機会と位置づけられています。
エミリア・ロマーニャ州は、日本向け農産食品輸出でイタリア国内第一位を誇っており、その輸出額はイタリア全体の17.7%を占めています。出展テーマは「伝統・品質・持続可能性」。このテーマを通じて、同州が持つ伝統的な製造技術や厳選された原材料の重要性を強調し、地域との強い結びつきや革新を交えながら、エミリア・ロマーニャ州の食文化と日本の食文化との共通点を紹介します。
FOODEX JAPANは、74カ国から約2,900社が出展し、7万人以上が来場する大規模な国際的な食品展示会です。エミリア・ロマーニャ州にとって、日本およびアジア市場への進出の大きなプロモーション機会となります。
出展初日の3月10日には、エミリア・ロマーニャ州ブースのオープニングセレモニーが計画され、州の関係者が参加します。この州はヨーロッパ有数の食材生産地として知られており、44のDOP・IGP認証製品を擁しています。また、来場者は料理文化施設カーサ・アルトゥージによるクッキングショーや様々なトークセッション、試食イベント、さらには企業と日本の業界関係者とのネットワーキングが行われるなど、多彩なプログラムが用意されています。
これらの取り組みによって、エミリア・ロマーニャ州の農産食品サプライチェーンの質と地域ブランドを際立たせ、日本およびアジア市場での存在感を向上させることを目指しています。この州と日本の経済関係はすでに強固で、2025年初の9か月だけでもエミリア・ロマーニャ州から日本への輸出額は約18億1,000万ユーロに達していることが示されています。農産食品分野における輸出額も約1億3,580万ユーロに上ります。
日本の市場は、食品の質や安全性、有機生産、トレーサビリティなどについて高い関心を持つため、エミリア・ロマーニャ州の農業食品モデルと非常に親和性が高いです。
今回の出展は、イタリアと日本の外交関係樹立160周年を記念する一環として実施され、ユネスコの無形文化遺産登録を目指すイタリア料理文化の価値をアピールするチャンスにもなります。
エミリア・ロマーニャ州ブースでは以下の代表的なDOP・IGP製品が展示されます:
- - パルミジャーノ・レッジャーノDOP
- - グラナ・パダーノDOP
- - モデナ産伝統的バルサミコ酢DOP
- - レッジョ・エミリア産伝統的バルサミコ酢DOP
- - モデナIGPバルサミコ酢
- - フォルマッジョ・ディ・フォッサDOP
- - モルタデッラ・ボローニャIGP
- - スカローニ・ディ・ロマーニャIGP
さらに、有機食品や加工野菜・果物、ワインなどの革新的な企業も出展します。特に注目すべきは、家庭料理探究家として活動する人気YouTuberのけんた食堂、イタリア料理人を代表するファビオ氏、料理スペシャリストの速水もこみち氏などが特別ゲストとして参加予定です。
このブースの詳細については、エミリア・ロマーニャ州の公式ウェブサイトを通じて随時更新されていきます。フード業界の関係者やイタリア料理に興味のある方々は、ぜひこの機会をお見逃しなく!
エミリア・ロマーニャ州について
エミリア・ロマーニャ州はイタリア北東部に位置し、美食の地として知られています。この州は食文化や歴史的名所が多く、特にパルメザンチーズ、プロシュット、バルサミコ酢などで名高い「FOOD VALLEY」の一部として世界中で認知されています。
カーザ・アルトゥージについて
カーザ・アルトゥージはエミリア・ロマーニャ州フォルリンポーポリに位置する、イタリア料理の伝統を継承する文化センターです。ここでは料理教室が開かれ、家庭料理の文化を広める取り組みが行われています。