デルタ電子、先進的な蓄電システムがJC-STARレベル1認証を取得
デルタ電子株式会社は、系統および需要家向けのオールインワン蓄電システム「Cシリーズ」と、パワーコンバージョンシステム「PCS3000」が、情報処理推進機構(IPA)が運営するセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度「JC-STAR」のレベル1認証を取得したことを発表しました。この認証によって、同社の製品は日本国内のサイバーセキュリティ要件を満たし、ユーザーにとって安全性がさらに高まりました。
認証取得の意義
2027年4月以降、電力広域的運営推進機関(OCCTO)が決定した内容によると、新規に系統に接続される太陽光発電および蓄電池は、JC-STARレベル1を取得した通信機能を持つ制御システムの利用が必要です。それにより、デルタ電子のCシリーズは、今後も系統連系案件において価値を提供し続けることができます。また、PCS3000もこの認証を取得しており、独自の技術で業界のニーズに応えています。
さらに、この認証は政府や地方自治体による各種補助金の交付要件にも適合しており、蓄電システムの導入時には、要件をクリアした安心感をもたらします。
Cシリーズの特長
「Cシリーズ」は、オールインワンキャビネット型の蓄電システムとして、高い安全性とコンパクトな設計が魅力です。設置スペースを50%削減し、設置時間を最大75%短縮できる高速かつ簡単な構造を誇ります。また、安全設計においては、液冷システムと多層防火構造を採用し、高度な安全性を確保しています。
DeltaGrid®ソリューション
デルタ電子は、FTM(電力系統安定化・市場取引)とBTM(需要家向けエネルギーマネジメント)に対応した「DeltaGrid®」というエネルギーマネジメントプラットフォームも展開しています。このプラットフォームは、AIを活用した予測機能を持ち、エネルギーコストの最小化を実現します。再生可能エネルギーの自家消費を最大化し、ピークシェービングやアービトラージを駆使して収益を最大化します。また、リアルタイム監視やアラーム管理を備え、遠隔およびAIによる予知保守が可能です。
PCS3000の優位性
高効率のパワーコンバージョンシステムである「PCS3000」は、4150 kVAの高出力を持ち、最大変換効率は98.4%にも達します。これにより、設備投資やスペースの最適化が図れます。また、水冷システムにより、過酷な環境でも高い信頼性を維持します。これにより、多様な系統環境に柔軟に接続できるため、幅広い利用シーンに対応可能です。
今後の展開
デルタ電子は、今後もCシリーズ、DeltaGrid®、PCS3000を中心に、蓄電池システムやエネルギーマネジメントシステム(EMS)を統合したプラットフォーム型ソリューションを提供していく予定です。国内のパートナーと連携し、商業施設や製造工場、高圧蓄電所、太陽光発電所への導入を通じて、カーボンニュートラル化の推進と電力の持続可能性を強化していく姿勢です。デルタグループは1971年に台湾で創業以来、スイッチング電源や冷却ファンのメーカーとしての地位を確立し、今や世界中で高品質なエネルギーソリューションを提供し続けています。
企業情報
デルタ電子株式会社は、東京都港区に本社を置き、代表の華 健豪が指導する企業です。1991年6月に設立され、現在もエネルギーマネジメントや再生可能エネルギー分野でのリーダーシップを発揮しています。