株式会社GodotがJ-Bridgeプログラムに選ばれる
兵庫県神戸市に本社を置く株式会社Godot(ゴドー)は、JETRO(日本貿易振興機構)が主催する「J-Bridgeエスコート・プログラム(マレーシア)」において、支援企業の一社に選ばれました。このプログラムは、日系スタートアップと海外企業との連携を深め、オープンイノベーションを推進することを目的としています。
J-Bridgeプログラムの概要
J-Bridgeプログラムは、日本企業が海外企業との協業を模索する際の支援を行うもので、今回は特にグリーン技術(GX)の活用が焦点となっています。マレーシア財閥であるSunwayグループのイノベーション部門、Sunway iLabsと共に、導入されるこのプログラムでは、採択された企業に対して協業の機会を探るためのメンタリングや、ビジネスマッチングが提供されます。Godotはこの機会を有効に活用し、東南アジアでの事業展開を進める計画です。
Godotの設立背景と目的
2022年に設立されたGodotは、ヒトの行動の理解と先端技術の導入を通じて国際的な課題に取り組むスタートアップです。創業以来、ヘルスケア分野での実績が豊富であり、特定健診やがん検診の受診率改善などのプロジェクトを成功させています。また、国際的な連携も進めており、ウィーンへの拠点開設も行いました。特に注目しているのが、環境と公衆衛生が交差する分野である「Climate Health」です。これは気候変動が人々の健康に与える影響を考慮し、さまざまな健康課題に取り組むものです。
Climate Healthの重要性と展望
Climate Healthは、気候変動によって引き起こされる健康リスクを減少させるために重要な分野です。これには、高温多湿による熱中症や感染症、メンタルヘルスの影響、大気汚染などが含まれます。Godotは、この分野における独自の価値創造の機会を見出しており、マレーシアでのプログラム参加を契機に、グリーン・トランスフォーメーションを推進し健康増進を図ることを目指しています。
マレーシアでの行動科学の活用
マレーシアは中期計画『Twelfth Malaysia Plan, 2021-2025』において、行動科学の活用をさらに進める方針を定めており、広範なガイドラインも整備しています。Godotは現地の専門家とのネットワークを築き、これまでの経験を基に、行動科学を通じて具体的な問題解決に貢献していきます。
会社概要
- - 社名: 株式会社Godot
- - 設立: 2022年7月1日
- - 本社: 兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内
- - 代表者: 森山健
- - ホームページ: Godot公式サイト
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。
Godotの新たな挑戦が、東南アジアにおける環境問題や健康課題の解決に寄与することが期待されます。