教育AIサミット2025
2025-12-05 14:22:00

教育AIサミット〜共創アカデミー〜が東京大学で開催され、未来の学びを提案

教育AIサミット 〜共創アカデミー〜開催レポート



一般社団法人教育AI活用協会(所在地:東京都港区)は、2025年11月16日(日)に東京大学の伊藤国際学術研究センターで「教育AIサミット ~共創アカデミー~」を開催しました。本イベントは文部科学省の後援を受け、AIと教育の未来に向けたカンファレンスとして、教育従事者や研究者、企業、学生が集まりました。

サミットの目的と内容


今回のサミットはAIの教育への活用をテーマに、関係者が立場を超えて対話し、共創することを目的としました。参加者は学校現場の教員から学生まで多岐にわたり、AI活用の実践や課題を共有し、新たな知見を得る場となりました。

トークセッション


1. 探究ナビゲーターの可能性を探る
このセッションでは、AIを探究学習の伴走者として活用する方法が議論されました。登壇者たちは、AIが生徒に問いを投げかけ思考を促す重要性を強調しました。特に、「答えを与える存在ではなく、問いを引き出す存在であるべき」との意見が印象的でした。

2. 自分の道を選ぶチカラ
蓑手章吾氏と藤原照恭氏が登壇し、個々の興味に基づいた多様な学びの重要性を語りました。従来の教育システムの枠を超え、どのように子どもたちが自らの道を選択できるかを模索しました。AIがその選択肢を広げる可能性についてのディスカッションも行われました。

3. 体験型ワークショップ
参加者は学校の課題解決に向け、AIを活用した具体的なアプリ制作を行いました。生徒が主体となり、AI技術を駆使しながら「登校するモチベーション」を引き出すアプリが開発され、実践的な学びが得られました。参加者は「アイデアが短時間で形になるプロセスを体験できた」と高評価を得ました。

校務改善コンテストの実施


サミットと同日に、オンラインで「学校現場のAI活用実践コンテスト2025」が実施されました。このコンテストには全国から46件の応募があり、最終的に9組のファイナリストが選出されました。授業実践や児童支援の観点から、生成AIを活用した具体策が評価されました。

受賞結果の一部を以下に示します。

  • - 授業実践部門: 戸田市立戸田第一小学校の佐藤陽介氏による「キャッチバレーボールでの生成AI活用」
  • - 校務改善部門: 横浜市立金沢小学校の鬼澤大地氏の「AI副主任の導入による教職員支援」

さらなる展開に期待


サミット終了後、参加者同士の交流会もあり、情報共有や意見交換の場が設けられました。参加者は新たなネットワークを形成し、教育とAIの融合についての理解を深めました。このイベントが日本の教育現場におけるAI活用の深化につながることが期待されています。

今後も教育AI活用協会は実践的な取り組みを進め、教育界におけるAI活用の普及と質の向上を目指していきます。次回は2026年2月23日に、「教育AIサミット in THE CAMPUS」を開催予定で、多様な視点からの学びが提供される予定です。


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会社情報

会社名
一般社団法人教育AI活用協会
住所
東京都港区新橋2丁目20番15新橋駅前ビル1号館 601号室(ビステーション新橋内)
電話番号

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