タイで盛り上がった日本のポップカルチャーイベント「Japan Pop Culture Marketing Forum 2025」

タイで盛り上がった日本のポップカルチャーイベント

2025年8月29日、タイ・バンコクのDonki Hallで「Japan Pop Culture Marketing Forum 2025」が開催されました。このイベントは合同会社CGOドットコム、大丸松坂屋百貨店、株式会社ツギステの三社が共催し、ジャパンポップカルチャーをテーマにしたマーケティング活動の支援を目的としています。

日本のポップカルチャー、特にギャル文化は、タイの若者層の間で高い人気を誇っています。企業のマーケティング戦略としてこの文化を活用し、国内外のビジネス展開を図る狙いがあるとのこと。

1部：ビジネスパートの内容

イベントの第1部では、メタバースやインフルエンサーの効果的な活用法について議論されました。登壇した3名の専門家はそれぞれの視点から、ブランドとのコラボレーションの成功事例を紹介。最初に登壇した大丸松坂屋百貨店の岡崎路易部長が、「インフルエンサーとメタバースを駆使した最新のポップカルチャー・マーケティング事例」をテーマに話しました。

次に登場したCGOドットコムの総長バブリーは、ギャル文化の進化と企業とのコラボレーションを紹介。彼女は、ギャルの特徴が「外見」だけでなく、「価値観」や「生き方」まで含むことを解説し、その精神性がビジネスに貢献することを強調しました。印象的な事例として、岩手県の有名日本酒「南部美人」とのコラボ商品「YUICHU」の開発を発表し、ギャルの感性がどのように役立つかを示しました。

最後に、ツギステの桜のどか取締役が「日本のアイドルとコミュニティ形成のプロセス」について語り、アイドル文化の影響力や飲食店とのイベントコラボの事例を共有。

次に進んだ第2部では、実際にギャルやアイドルがパフォーマンスを披露しました。アイドルグループ「JAPANARIZM」は、和のリズムとモダンサウンドを融合させたステージを展開し、参加者とのインタラクションで盛り上がりを見せました。

特に印象的だったのは、ギャルパフォーマンスでした。出演者は自由でポジティブなエネルギーを会場に届け、参加者を惹きつけました。さらに、ギャルと登壇者たちが共に行った鏡開きも、ジャパンポップカルチャーの一環としての友好と交流を促進しました。参加者の中には初めて日本酒を楽しむ方もおり、その反応も上々でした。

アンケート結果や今後の展望

イベントが終わった後、参加者を対象にアンケートが実施されました。その結果、ビジネスパートへの満足度は平均4.68/5点と高評価。特にインフルエンサーやアイドル、ギャルを活用したマーケティング戦略が多くの関心を集めました。

パフォーマンス全体では満足度が平均4.88/5点に達し、ギャルパフォーマンスへの評価も4.73点と高い数字でした。特に「ギャルカルチャーが好き」と答えた参加者が65%を占め、その人気を証明する結果となりました。

また、今回のフォーラムを通じて、国境や文化の壁を越えたポップカルチャーのビジネスチャンスについての広い展望が示されました。ギャル文化とスペシャリゼーションの融合案など、タイ市場でも新たな可能性が見いだされています。

CGOドットコムでは、今後も様々な業界の企業と協力し、マーケティングに関する支援を行っていく方針です。公式HPでは、ギャル式ブレスト®︎などのサービス報告も行っていますので、ぜひご覧ください。