大阪工業大学で、学生たちが企画した「OITキャンドルナイト」が2024年10月19日(土)に実施されます。このイベントは、被災地の復興支援の思いを込めたキャンドルアートの展示を通して、輪島市の白米千枚田を表現するものです。キャンドルアートは、持続可能な開発目標(SDGs)を意識して制作されており、飛沫防止のアクリル板を再利用する取り組みも行っています。
イベントは午後7時に点灯し、午後9時に消灯予定です。キャンパスの上空ではドローンによる撮影が行われ、臨場感あふれる映像をYouTubeで生中継します。キャンドルの柔らかな光の中、幻想的な空間が広がり、来場者を魅了することでしょう。さらに、旭区商店会連盟の協力によって、屋台やキッチンカーも出店され、訪れた人々に楽しいひとときを提供します。
このキャンドルナイトは、2022年度に始まり、城北祭に合わせて毎年開催されるイベントです。特に、今回は学生が能登半島の住民からヒアリングを行い、現地の文化や風景を学び取り入れることで、より深いメッセージ性を持ったアートの展示が実現しました。学生たちの熱意が込められた作品は、地域の方々とのつながりを強めるきっかけともなります。
入場は無料ですが、一部有料のワークショップもあり、参加制限は設けられていません。雨天の場合は、翌日に順延するため、参加を希望する方は公式情報をチェックしておくことをお勧めします。大阪工業大学の大宮キャンパス(大阪市旭区大宮5丁目16-1)で行われるこのイベントは、普段とは異なる夜のキャンパスを彩る美しいキャンドルの灯りを楽しむ貴重な機会となるでしょう。参加を通じて、参加者自身が被災地の現状を知り、考えるきっかけにもなることを願っています。
ぜひ、家族や友人を誘ってこの特別な夜に参加し、学生たちの素晴らしい取り組みを体感してください。心温まる灯りの中で、皆さんをお待ちしています。