インディーゲーム支援
2025-07-01 15:33:40

経済産業省のインディーゲーム支援プログラムが過去最多の20組を採択

経済産業省、過去最多20組を採択したインディーゲームプログラム「創風」



経済産業省が主導する「創風」プログラムには、株式会社マーベラスが事務局として参加し、過去最多となる20組のゲームクリエイターが選ばれました。このプログラムは令和6年度補正の一環として、新しいクリエイターやエンタメ業界のスタートアップを応援する目的で行われています。

プログラムの内容と目的



「創風」では、選出された20タイトルがインディーゲームの開発を約9ヶ月間にわたり進めます。選ばれたクリエイターは、ジャンルや技術、テーマの多様性を活かしながら、国内外の専門家から直接支援を受けることができます。これにより、クリエイターたちは確かな知見を身につけながら、自身の作品をブラッシュアップすることができます。

また、東京ゲームショウへの出展が引き続き行われる一方で、スペインのインキュベーションプログラム「GameBCN」との協力関係も強化される予定です。これにより、選ばれた1組がGameBCNのデモデイにて海外展示を行うことも決定しているため、海外市場への進出へも力を入れていくこととなります。

採択クリエイターの作品紹介



採択されたクリエイターたちの作品は多様で興味深いものが揃っています。以下にいくつかのタイトルを紹介します:

  • - 福狸の『Beautiful Life Show』: 死の3秒を操る新感覚ホラーアクションアドベンチャー。
  • - ugokuwareの『Dress the Duel』: 着せ替えと戦略を駆使するローグライクデッキ構築ゲーム。
  • - 笹山洋行の『表面迷宮くるまぶ』: 2Dマップを重力操作で攻略するネオ2Dアクションパズル。
  • - アトリエ・メロン喫茶の『かみよがたり』: 手描きグラフィックの和風SFアクションRPG。
  • - ヒコの『Mount Lomyst ロミスト山のてっぺん』: 内省的な物語が展開する2Dアクションプラットフォーマー。

これらのゲームは、それぞれ独自の視点やスタイルを持っており、クリエイターたちの個性が色濃く反映されています。

支援の内容



本プログラムでは、毎月専門講義やワークショップが開催されるほか、英語によるピッチやローカライズに関する支援も行われます。また、メンターによる開発の伴走支援も設けられており、参加者は必要な知識や技術を習得しながら進んでいくことが可能です。国内外のイベント出展支援も充実しており、クリエイターたちは自分の作品を広くアピールする機会を得ることができます。

今後のスケジュール



プログラムの重要な日程として、毎月のメンタリングや講義の他、9月には東京ゲームショウでの中間発表が予定されています。特に10月には、選ばれた1チームがGameBCNでの展示に参加するので、海外での披露にも期待が寄せられています。最終成果発表会が2026年2月に行われ、業界関係者に向けてその成果が発表される予定です。

終わりに



「創風」プログラムは、特に若手クリエイターにとって刺激的な環境を提供し、彼らの創造性を最大限に引き出す機会を与えるものです。ゲーム産業の活性化と人材育成を目指し、今後もこのような支援が続いていくことに注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
住所
東京都品川区東品川4-12-8品川シーサイドイーストタワー
電話番号
03-5769-7447

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。