地産地消DXの新たな一歩、ものコトMarket
株式会社PROPELaは、地域の特産品や体験イベントを手軽に予約できる新アプリ「ものコトMarket」を2025年3月15日にリリースすると発表しました。この新プラットフォームは、地域の農産物や手作りのパンをオンラインで販売する「地産Market」の機能を拡張し、実店舗での販売やイベントの予約管理が可能となるものです。
地域拠点の新たな試み、京田辺市のタナクロ
新アプリの初めての導入先となるのは、京都府京田辺市に新設される「京田辺クロスパーク」、略して「タナクロ」です。この公園は、東レ建設が受託したPark-PFI事業の一環で、地域の人々が自然や農に触れ合える場を提供します。タナクロでは、環境学習や農業体験が重要な要素となっており、「ものコトMarket」を通じて運営の革新を図ります。
ものコトMarketの特徴
「ものコトMarket」は、リアルな空間における商品の販売やイベントをネット上で事前に予約するためのマーケットプレイスとしてデザインされています。これにより、利用者は「今ここにあるもの」あるいは「これから行われること」を簡単に把握し、必要に応じて予約を行うことができます。
地域内のニーズに合わせて、洗練されたダイレクトなマッチングとデリバリーが可能となります。特に利用者の利便性を重視したこのアプリは、リアルの価値にアクセスできる新たな道を切り開いています。
地域とのインタラクションを促進
「ものコトMarket」は、物品だけでなくイベントの予約や注文、決済も行える時空オリエンテッドなツールです。このアプリを通じて、店舗や施設とユーザーとの新たな接点を創出し、地域の活性化に寄与することが期待されています。リアル店舗側の工夫次第で、商品のお渡し方法やイベントの参加方法も柔軟に対応可能です。
タナクロでの未来のビジョン
タナクロは地域住民だけではなく、観光客にも魅力的な体験を提供するオープンスペースとして展開されます。場合によっては、障がい者の就労支援の場としても機能し、多くの人々が土や自然とふれあいながら学べる環境が整えられます。
2025年3月15日には「ものコトMarket」の正式なリリースとタナクロのグランドオープンが控えており、その後4月1日よりアプリを通じた物品や催事の予約が始まります。今後PROPELaは、地域の特性を活かしたさまざまなシーンで、この新しいサービスを展開し、さらなる地域の活性化を目指します。