スマホゲームの実態
2013-02-28 12:17:28
スマホゲームが家庭用を逆転!新たな遊び方の実態とは
スマホゲームの人気が家庭用ゲーム機を上回る時代
近年、家庭用ゲーム機ではなくスマートフォンでのゲームプレイが急増しています。株式会社CyberZの行った調査によれば、ソーシャルゲームを楽しむユーザーのうち約6割がスマートフォンを主に使用していることが明らかになりました。この調査は15歳から69歳までの男女1,018名を対象に、ソーシャルゲームの利用実態を探ることを目的として実施されました。
スマートフォン利用の高まり
調査結果によると、参加者の約35.5%は「主にスマートフォンでゲームをプレイし、家庭用ゲーム機をほとんど使用しない」と回答しました。これは、スマートフォンが持つ手軽さや、いつでもどこでも楽しめる利便性が大きな要因と考えられます。さらに、スマートフォンでのゲーム利用が多い層は、日常的にソーシャルゲームに触れ、プレイする機会が増えているため、その傾向は今後も続くと予想されます。
広告が新たなゲームの入口に
新しいソーシャルゲームを始めるきっかけとして、29.1%が「遊んでいるゲーム内の広告を見たこと」を挙げており、ゲーム内広告の重要性が浮き彫りとなりました。加えて、25.1%は「コラボ企画があったため」と回答。つまり、現在プレイしているゲームを通じて新しいゲームに出会う可能性が高いことが示唆されています。
ダウンロード意欲の高さ
さらに、ユーザーは平均して1週間に約2本の無料アプリをダウンロードしていることも判明。iPhoneユーザーは特に多く、平均2.3本に達するのに対し、Androidユーザーは1.4本と若干の差が見られました。これは、ユーザーの端末選びやアプリの選択基準が影響していると考えられます。
ユーザーが求めるゲームの条件
新たにゲームを選ぶ際の重視ポイントとしては、56.1%が「手軽に遊べること」を挙げています。この傾向は、スマートフォンが提供するカジュアルなゲーム体験を求めるユーザーが多いことを示しています。一方、ゲームのジャンルやシステムを重視する男性ユーザーに対し、女性ユーザーは「手軽さ」や「可愛い絵柄」を求める傾向が強いという結果も浮かび上がりました。
まとめ
このように、スマートフォンでのソーシャルゲームの利用は拡大を続け、家庭用ゲーム機を上回る勢いです。CyberZは、企業のプロモーションを最適化するために、ユーザーのニーズや行動傾向を定期的に調査しており、スマートフォンゲームの市場拡大に寄与していくことを目指しています。今後、ゲーム市場がどのように進化していくのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社CyberZ
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア 23階
- 電話番号
-
03-5459-6276