Uber Taxi、軽井沢でサービス開始!観光客増加に対応、タクシー配車アプリが新たな選択肢に
ライドシェアサービスで知られるUberが、スマートフォンアプリでタクシーを配車できる「Uber Taxi」のサービスを軽井沢で開始しました。7月17日より、軽井沢駅周辺をはじめ、旧軽井沢、中軽井沢、追分などの人気観光エリアを含む軽井沢町全域で利用可能となります。長野県内でのUber Taxiサービスは今回が初となります。
軽井沢は、日本有数の避暑地として国内外から多くの観光客が訪れる人気観光スポットです。特に近年は、台湾や韓国などからの外国人観光客に加え、県外からの若年層やファミリー層の増加が目立ちます。2024年は通年で過去最高の訪日観光客数が予想される中、タクシーの需要が急増しており、地域住民ですらタクシーを確保できない状況が課題となっています。
Uber Taxiのサービス開始により、観光客は流しのタクシーを待つことなく、アプリを通じてスムーズにタクシーを配車できます。目的地までの移動時間を短縮し、観光を楽しむ時間をより多く確保できるようになります。また、地域住民にとっても、アプリを利用することでタクシーの待ち時間を減らし、日常生活をより便利に過ごすことができるようになります。
地域のタクシー会社にもメリットをもたらすUber Taxi
Uber Taxiは、地域住民や観光客だけでなく、地域のタクシー会社やドライバーにも大きなメリットをもたらします。Uberは世界70カ国以上で利用されており、日本で最もインバウンド対応に優れたアプリとして知られています。言語設定や支払い方法などを一切変更することなく国内でも使用できるため、アプリでタクシーを呼びたい外国人観光客のニーズを効果的に取り込むことができます。
また、Uber Taxiは、優れたアルゴリズムとAIを活用することで、乗客とドライバーを効率的にマッチングします。地域内を運行するタクシー台数が限られるなか、Uberを利用することで、タクシー会社やドライバーはより効率的に乗客を確保し、タクシーの実車率を高められます。
Uber Japanの更なるサービス拡充
Uber Japanは、「Go Anywhere」(どこにも行ける)のビジョン実現に向けて、今後も更なるサービス拡充に努めていくとしています。軽井沢でのサービス開始は、Uberが日本におけるタクシー配車サービスを拡大していくための重要な一歩となるでしょう。