ウエルシア薬局に採用された入退室管理システム「TOBIRA」の実力
ウエルシア薬局株式会社が提供する新しいヘルスケアサービス「Care Capsule」に、株式会社構造計画研究所の入退室管理システム「TOBIRA」が導入されました。このシステムの採用により、より安全で便利な利用者体験が実現されました。
TOBIRAとは
TOBIRAは、入退室管理のために特別に設計されたアクセスコントロールシステムです。このシステムは、様々な扉に設置することができ、インターネットを介して遠隔操作が可能です。具体的には、電気錠や自動ドアといった既存のシステムとの統合が容易で、利用者は暗証番号やQRコードを使用して簡単に入室や退室を行うことができます。
さらに、TOBIRAはリアルタイムの遠隔解錠や施錠を行うこともでき、管理者はクラウドを通じて入室者の情報を確認できます。このような機能は、無人店舗やオフィス、スポーツ施設など、多様な施設での入室管理に役立っています。
Care Capsuleとの連携
ウエルシア薬局の「Care Capsule」は、ヘルスケアとビューティーケアを統合した新しいサービスです。利用者には専用のQRコードが発行され、LINEアプリを通じて表示されたQRコードをゲートのリーダー部分にかざすだけで、入室や退室が可能になります。この仕組みは、月額会員や一時利用者の双方に対応しており、手軽さと安心感を提供します。
利用者にとっては、スマートフォン一つで全てが完結するため、非常にストレスの少ない体験が実現します。また、施設運営者にとっては、共連れ防止やセキュリティの強化といったメリットが得られます。
「RemoteLOCK」の機能
TOBIRAが基づいている「RemoteLOCK」は、RemoteLock社が開発したWi-Fi接続型のクラウド管理機能を持つスマートロックです。ビジネス利用に特化した数々の機能(暗証番号式の直感的な使用、予約システムとのAPI連携、入室履歴の取得など)を備えており、特に鍵の受け渡しの自動化や受付業務の効率化に寄与します。
ウエルシア薬局の展望
ウエルシアグループは、2030年に「地域No.1の健康ステーション」を目指しています。「Care Capsule」によって提供されるサービスは、地域社会の健康を支える重要な役割を果たします。これにより、ウエルシア薬局は「未病」「予防」「治療」「介護」の各分野における専門家として、地域住民に信頼される存在を目指します。
ウエルシア薬局が新たに手掛けるこのサービスが、今後どのように地域の健康づくりに貢献していくのか、非常に楽しみです。新しい技術と地域のニーズが融合し、未来のヘルスケアサービスが進化していく様子に期待が高まります。